東日本大震災の復興支援で
業者運動の原点に立ち返る
全商連主催の全国会長会議が、5月21日、22日の二日間、静岡県掛川のYMAHAリゾート『つま恋』で開催れました。
東日本大震災から2ヶ月、被災地と全国が力を合わせ、救援と復興の運動の真っ只中での開催。全国から600名弱の会長が参加、被災された東北各県の会長も無理を押しての参加でしたが、復旧・復興を含めた商売・業者運動のあり方をともに語り合いました。
会長会議への参加は私にとって2回目になります。富田林民商にとっても厳しい状況で、昨年から今年にかけて役員・会員の皆様とともに拡大を含めた組織問題に明け暮れました。残念ながら会長会議でいい報告はできなかったのですが、被災地や全国の仲間の経験に学び難局を乗り越える決意を新たにしました。
この2日間の「報告と問題提起」の議論で、震災を含めた未曾有の経済危機の中、民商の組織の課題が中心で、会員減少による合併民商がでたり、全国的に苦労しているようです。そんな中でも震災復旧の支援では義援金集めやバザーを通じて商売の語り合いや結束が強まったという報告もありました。被災地支援とセットに商売を立て直す運動を構築する方向での議論が中心となりました。富田林も被災地支援カンパの取り組みを行っていますが、その交流の中から業者同士の絆を深め合うことが今、何よりも大切なことだと感じています。
写真=(上)全体会の模様、(下)岩手県大船渡民商・新沼会長と…。
大船渡民主商工会blog