縦組みと横組みの違いって?どっちがいいの。 [編集ミニ講座](5)

 公文書でもヨコ組みですが…
 最近、広報紙・会報などでも横組みの紙面が増えてきました。それは、主に最近のパソコン・ワープロ打ちが主流になってきたからでしょうか?
 学校の教科書では国語は縦組み、理科・数学は数式が多いため横組みですが、社会科関係も横組みですね。裁判所の判決文も昔は縦組みでしたが、あるときから横組みに変わったので、今や公式文書は横組みが主流といえます。
 
タテヨコ両刀遣いは日本新聞固有の文化!?
 でも、もともと日本語は縦組みが基本なので、新聞などは縦で組んでいくのが普通と考えられます。どちらが正しいというわけではないでしょうが、日本語新聞は、縦組みは縦見出しと横見出しのどちらも使えるので、その分レイアウトの自由度が高くなります。「右上から左下への斜め読みを基本に組む」という日本新聞のスタイルは、縦横の自由度が大きい日本語新聞特有の文化だと考えています。その分レイアウトが複雑になり、割付記者の専門度は高くなるのですが、私たちはそれに固執していきます。そんななかでも数字が多いときはその分だけ横組みにしたり囲み記事の中身を横組みにすることによって、紙面にメリハリを付けることもできますね。
 
★最近は天気が不安定ですね。レインブーツを買おうか買うまいか悩んでいる内に梅雨明けしそうです…。

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『楽』に発行するなら発行回数『増』やしましょう [編集ミニ講座](4)

  ちょっと現実離れしたお話に聞こえるかもしれませんが、作業も楽で読んでもらえる新聞を作るなら「発行回数を増やしましょう」と提案しています。本業以外の担当者さんなら月刊紙がいいですね。とお薦めします。

 回数を増やすのは作業は大変とお考えではないですか?実は回数を増やす方が作業短縮になるのです。(でも発行費用はかかりますが…。)
 
しんどいのは毎月より年数回の発行
 実は一番大変なのは年3回ぐらいの発行です。PTA新聞の場合の発行回数は学期末ごとの発行がこれで、大体1号発行ごとに3回ぐらいの編集会議をもたれています。そうすると会議だけで1年で9回。会議ではその号全体の企画、行事の確認、取材方法、担当割り、記事の集約日と基本レイアウトの作成に至る工程を毎回決めていくことになります。その上で取材・執筆。年3回発行だと、慣れてこられたころに委員さんの交代でまた最初からということになります。
 
『コラム』とルーティンワークで
 楽に読まれる紙面づくりのポイントは『連載』『コラム』をたくさん作って2回目以降はルーチンワーク、という仕組み作り。もちろん最初はどんなものでも産みの苦しみで、スタートは同じなのですが、一度パターンができると2回目以降はかなり楽になります。しかも進化するので、いい連載コラム関係は他の記事より読まれるようになります。「行事(報道)記事」については毎回「行事予定表(カレンダー)」を作成しておけるのでそれに沿っての確認と取材・執筆担当者を決めるのみ。書き方については、いずれの記事も「前回見本を参照して…」という流れができます。
 
1回の会議と担当分の取材・執筆だけでGO
 会議での議論はその号の目玉記事(トップ記事)と、読まれなくなったコラムの検討と変更(いつもではない)に集中し、最も多くの時間をさけます。慣れたら1回の会議ですべて終わってしまいます。サイクルが早い分、2回目以降は同じパターンでどんどん速くなってきます。月刊紙ベースで発行しているお客様(もちろん本業ではありません)は、基本的に会議1回(2時間以内)だけで、あとはそれぞれの担当者が原稿の集約(締切)日に結集するだけで進めています。
 
 ちょっと簡単に書きすぎてしまいましたが、力の集中とパターン化で楽でよいものをつくろうというお話です。(もちろん担当者同士、会議以外でのコミュニケーションはよくとっておられます)
 

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写真はたくさん撮ってトリミング! [編集ミニ講座](3)


カメラマンの目線より編集者の立場で
 
 広報紙を構成する要素の一つは写真。編集作業のなかで沢山の写真の中から、1枚選ばなければいけないというときがあります。そんなときは何を基準にして選べばいいのでしょうか。

 ここで決定的なのは、カメラマンと編集者の立場の違いです。記事のアウトラインに沿って写真を選ぶとき、編集者は記事内容を読者の目線に置き換えて考えることが大事です。写真は記事の構成要素のひとつであるから、カメラマンの推薦ということではなく、独自の立場で記事・写真それぞれ補強できる組み立てをすることです。必ずしもきれいな写真、構図が優れた写真がいいとは限らないのです。
 そこで、限られた写真の中で効果的に紙面に生かすためには、無駄な部分のカットやクローズアップによる「トリミング」という手法をよく使います。たくさんの写真があれば選択の幅が広がるので、カメラ担当の方は、構図をあまり気にせずいろんな表情、いろんな角度から多く撮影することをお薦めします。
 
 ところで、こんなことを書きながら、ブログ用に撮影した写真など見ると、私は表情が固いと、よく言われてしまいます……。「動き」を持った表情を作る良い方法がありましたら、是非ご紹介ください。
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記事に見出しをつけよう [編集ミニ講座](2)

  「運動会開催」は見出しじゃない!?
 「運動会について」「社会見学を開催」。PTA広報紙で、ついつい大きく付けてしまいがちですが、これは見出しではなく原稿の「タイトル(題名)」、つまり名前ですね。「何の記事?」と聞かれて、答える「名前」。普通記事を書く人が「運動会」をやったから「運動会開催」とつけてしまいがちなんですが、こういうの新聞社では「ステ見出し」といいます。原稿の種類を区別するために一旦つけるけど、レイアウト後、「捨てて」しまうからです。一般新聞なら、一番ポイントとなるフレーズ、もしくは読者が知りたいことを見出しにして、読者を誘います。見出しだけ読んだら紙面の中身がわかる…というのがいい見出しと言われています。学校のPTA新聞なら、ちょっとしたエピソードを見出しにしたりしますね。原稿をじっくり読んで、本題じゃなくても、ここで伝えたいポイントを押さえた見出しをつけましょう。
 
★フジイ企画では、ただいまPTA広報紙の制作真っただ中!原稿整理をしながら、自分の子どもの頃を思い出したりして、なつかしい気持ちです!

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文章と写真の割合はどれくらい? [編集ミニ講座](1)

Q.記事、写真(イラスト、図表)見出しの紙面配分は?
 A.文章記事の目安は、紙面全体の1/2以内です。それ以上文章があると、画面のほとんどが文字ばかりの読みづらい紙面になってしまいます。また、写真・図表・カットは1/4、見出しも1/4が目安です。こういった割合で、読みやすい紙面をつくることができます。
 
  一般的に、私たちは記事量の多い紙面を『白っぽい紙面』という表現をしますが、字が多すぎると読者から敬遠されがちです。上記の割合を目安にすると、読者にストレスを与えずに、いわゆる『読まれる紙面』に近づきます。また文字が多すぎる紙面と少なすぎる紙面では、どちらかといえば記事が多いよりは少なめの方が、とっつきやすいということになりますか…ね。
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データ入稿は「パンドラの箱」!?では困ります。 [編集なんでも談話室]

よろしくお願いします
 「編集なんでも談話室&ミニ講座」というコラムが今日からスタートしました。第1回目は私(木下)ということでネタ探しに苦労しますが、これからお付き合いよろしくお願いします。また記事掲載に対する皆様のご意見もよろしくお願いします。
 第1回目にしてはちょっと瑣末なお話になりますが、つい先日、実際社長が新しいお客様と「原稿の出稿の仕方」についてお話していたやりとりから、掲載していきたいと思います。(木下)

 
先日、新たなPTA担当の先生よりお問い合わせ。
フラッシュメモリやメール添付だけでなく、プリントアウトしたデータ(もしくは手書き原稿)も一緒に提出してほしいと言われたけど、何故?
 

デジタル出稿は工程が短く、費用が安いけど
 昔と違って、今や原稿はワープロなどのTXTや写真などもデジカメ写真(jpg)などデジタルデータで受け付けることが多くなってきました。当社としては学校のPTAの新聞などは、入稿形式の基本形をそもそも「デジタルデータ」と決めている場合がほとんどです。何よりデータ化→メールというラインで効率化をすれば、工程も早く、組版費用も安くて済むからという理由です。

原稿を点検できないのは非常に怖いのよね!
 ただ、この入稿形式の場合、昔ながらの手書き記事や生写真の入稿と違って、それだけ受けると点検のしようがないのです。データには破損の恐れもありますし、[どんな写真]かは開いてみてのお楽しみでは、組む方としては非常にこわいですね。そのためにどうしても可視化できる原稿をお願いすることになるのです。ちょっと面倒かもわかりませんが、よろしくね。
 
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来週(6/18)より広報紙なんでも談話室&ミニ編集講座

 
編集にまつわるご質問・ご相談の回答なども談話室に掲載
 これまで、お客様からの広報紙取材・編集にまつわる様々な課題や、原稿出稿の方法、その他組版システムの技術的なことがらについての様々なご質問や、また技術的なこと以外での様々なご要望やお客様の工夫も受けて、その都度皆様の広報紙(誌)に反映させてまいりました。

 その中には、これから初めて広報を発行される皆様にとっても参考になるノウハウもたくさんあると思われましたので、この機会に、参考になるお話をスタッフ回り持ちで掲載していくことにいたしました。
 また皆様の相談ごとのほか、日常業務の中でこちらからお伝えしたいエピソードなどもミニ講座として楽しく分かりやすく、掲載していきたいと思っています。スタッフとしては不慣れなこともありますが、そのことも含めてご意見なども頂けるとありがたいです。

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第3回営業会議テーマは「ネット営業の深化」ですね


記念すべき日に「朝活」スタート
 昨6月13日の朝は早朝営業会議(「経営戦略会議」の名称を社長の一存で改め)の三回目でした。この会社にきて私は初参加となります。会議のため、平常より一時間早くの始業だったのですが、早起きは気持ち良いですね。通勤ラッシュに巻き込まれないことが、どれだけストレス軽減になるのかに気が付きました。実はこの日は私の誕生日でして、良い機会だと思いますので私も「朝活」を始めようと思います。(木)

インターネットを本当に営業に結びつけるために
 前回は弊社のfacebookページに、どんなテーマを持たせて立ち上げるのかということでしたが、今回は具体的な中身の充実をどうするのかということを議論しました。結論といたしましては、やはりお客様がご覧になって、役に立つ具体的なコンテンツ作りをしていくことになりました。ですので、広報誌作りに関するちょっとしたアドバイスを、一日一回更新で発信していこうと私も思います。
 
 私もまだまだ業界に入って短いので分からないことが沢山あります。新人広報委員になったつもりで、疑問点をどんどん研究して、皆様にお伝えしようと思います。これから是非とも、ご覧になってください!(写真=ファイブスターの金山先生と)

2012~2013年『早朝営業会議エピソード』INDEX
2012年
【4月度】春一番『経営戦略会議?』がスタートhttp://www.fujii-net.com/?p=176
【5月度】第2回目の経営戦略会議に初めて参加http://www.fujii-net.com/?p=182
【6月度】第3回会議テーマは「ネット営業の深化」http://www.fujii-net.com/?p=192
【8月度】『クライアン島アプローチマップ』(?)作りましたhttp://www.fujii-net.com/?p=225
【9月度】第6回会議で無料編集セミナーを決めるhttp://www.fujii-net.com/?p=233
【10月度】第2回『肌で感じる編集セミナー』充実策を議論http://www.fujii-net.com/?p=237
【11月度】『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証http://www.fujii-net.com/?p=250
【12月度】新年は2種類のセミナーを企画http://www.fujii-net.com/?p=254
2013年
【5月度】広報セミナーの名称を改めましたhttp://www.fujii-net.com/?p=283
【6月度】フジイ企画『紙ブログ』の復刊を決定http://www.fujii-net.com/?p=292
【8月度】『紙ブログNEWS』をお届けするために…http://www.fujii-net.com/?p=302
【9月度】『紙ブログNEWS』読者目線で3号目の見直しhttp://www.fujii-net.com/?p=318
【10月度】編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』をhttp://www.fujii-net.com/?p=323
【11月度】『紙ブログセミナー』の継続と『街ゼミ』を提案http://www.fujii-net.com/?p=333
【12月度】『紙ブログセミナー』2014年新規企画を検討http://www.fujii-net.com/?p=337



励みになる封書のお便りとお菓子でティータイム。

  本日6月5日、昨年度のPTA広報誌コンクール受賞校の羽曳が丘小学校の元広報委員長の樋口さんより、うれしいサプライズ! またまた嬉しいお便りと、お菓子を頂きました。先日ハガキでメッセージを頂いたところなのに、封書のお便りもいただきまことに恐縮です。本当にありがとうございます。本当はこれこそ掲載したいところなのですが、濃いお便りなので、全員で回し読みをし、今後の励みとさせていただくことにしました。(ま)

 今日は、さっそく先月から入った新スタッフと一緒に、頂いたお菓子をいただきまーす!
 と、まったりした雰囲気ですが…つかの間の休息タイム。まもなくまた1学期末号のPTA広報紙の季節です! (ま)
 
厳しい環境の中で新スタッフ頑張ってます
 樋口さんのお便りでも触れていただいたように、教頭先生のご紹介で、昔お世話になった小学校のPTA広報をさせていただくことになりました。ただ本当のことを言えばはフジイ企画の経済環境はかなり厳しいのです。今回新たに加わったスタッフも新卒でありながら厳しい条件で来ていただきました。でもみんな意欲満々に取り組んでくれているので、このようなお便りが無量の励みとなっています。ありがとうございます。(F)
 
このフリースペースをぜひご利用ください
 ところでこの机のスペース、おやつを食べるだけではなくて…フリースペースとして、広報物の企画・編集打ち合わせ用に、無料で提供しています!広報紙づくりは、コミュニケーションが第一です。編集に関するご相談をしながらの会議も可能ですので、ぜひご利用ください。
 今回は社内コミュニケーションの一コマです…ごちそうさまでした!



月刊『建設ひょうご』アナログ?編集現場奮戦記

 6月1日、朝5時起きで神戸まで行って参りました。月刊紙の兵庫県土建一般設労働組合の機関紙「建設ひょうご」の編集作業に初めて同行しました。

 現在、お客様のところでの出張割付(編集)は日刊紙などが中心で、少なくなってきたのですが、「建設ひょうご」は、割り付け用紙(レイアウト用紙)を「鉛筆」を使って格闘する唯一の昔ながらのお仕事です。(ま)
 
目の前で紙面の設計図が組み上がっていくプロセスを体験
 作業の全体は横で教宣の方が記事を書き、または修正し、さらに紙面の都合で文章を増やしたり減らしたりと、常にやり取りをしながら、字数確定。その横で瞬時に見出しを付け、写真・イラスト・図表を選別し、レイアウトをして次々紙面を完成段階に組み上げていくのです。
 
お昼一番には新聞全ての編集作業が完了、あとは降版(印刷現場)へ
 わたしは普段、お客様の目から離れて一人パソコン上でしか紙面づくりをしたことがなかったので、お客様と対面して目の前で組み上げていく〝アナログ現場〟は初めての経験でした。鉛筆を持つのも久しぶりです。でも朝9時からスタートして午後2時には新聞タブロイド新聞全4ページの記事編集、見出し(キャッチコピーのようなもの!?)デザイン、レイアウトのすべてが完了。その間きっちりお昼休みをとり、皆様とおいしい神戸の海鮮料理もいただきました。
 
気さくに、楽しく、臨機応変に…

 お客様と対面してする仕事は、初めてだらけで緊張していましたが、機関紙の担当である兵庫土建の石上さん、平井さん、横山さんのお三人が気さくに話かけてくださり、作業にあたることができました(アシスタントですが…)。また、現場での急な記事変更、差し替えやトラブルにも、みなさん臨機応変に対応されていて、大変勉強になりました。ありがとうございました。

写真=(上)ナマ(手書き)原稿と割り付け用紙。(下)横山さんと全ての原稿類を点検中