記事に見出しをつけよう [編集ミニ講座](2)

  「運動会開催」は見出しじゃない!?
 「運動会について」「社会見学を開催」。PTA広報紙で、ついつい大きく付けてしまいがちですが、これは見出しではなく原稿の「タイトル(題名)」、つまり名前ですね。「何の記事?」と聞かれて、答える「名前」。普通記事を書く人が「運動会」をやったから「運動会開催」とつけてしまいがちなんですが、こういうの新聞社では「ステ見出し」といいます。原稿の種類を区別するために一旦つけるけど、レイアウト後、「捨てて」しまうからです。一般新聞なら、一番ポイントとなるフレーズ、もしくは読者が知りたいことを見出しにして、読者を誘います。見出しだけ読んだら紙面の中身がわかる…というのがいい見出しと言われています。学校のPTA新聞なら、ちょっとしたエピソードを見出しにしたりしますね。原稿をじっくり読んで、本題じゃなくても、ここで伝えたいポイントを押さえた見出しをつけましょう。
 
★フジイ企画では、ただいまPTA広報紙の制作真っただ中!原稿整理をしながら、自分の子どもの頃を思い出したりして、なつかしい気持ちです!

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文章と写真の割合はどれくらい? [編集ミニ講座](1)

Q.記事、写真(イラスト、図表)見出しの紙面配分は?
 A.文章記事の目安は、紙面全体の1/2以内です。それ以上文章があると、画面のほとんどが文字ばかりの読みづらい紙面になってしまいます。また、写真・図表・カットは1/4、見出しも1/4が目安です。こういった割合で、読みやすい紙面をつくることができます。
 
  一般的に、私たちは記事量の多い紙面を『白っぽい紙面』という表現をしますが、字が多すぎると読者から敬遠されがちです。上記の割合を目安にすると、読者にストレスを与えずに、いわゆる『読まれる紙面』に近づきます。また文字が多すぎる紙面と少なすぎる紙面では、どちらかといえば記事が多いよりは少なめの方が、とっつきやすいということになりますか…ね。
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データ入稿は「パンドラの箱」!?では困ります。 [編集なんでも談話室]

よろしくお願いします
 「編集なんでも談話室&ミニ講座」というコラムが今日からスタートしました。第1回目は私(木下)ということでネタ探しに苦労しますが、これからお付き合いよろしくお願いします。また記事掲載に対する皆様のご意見もよろしくお願いします。
 第1回目にしてはちょっと瑣末なお話になりますが、つい先日、実際社長が新しいお客様と「原稿の出稿の仕方」についてお話していたやりとりから、掲載していきたいと思います。(木下)

 
先日、新たなPTA担当の先生よりお問い合わせ。
フラッシュメモリやメール添付だけでなく、プリントアウトしたデータ(もしくは手書き原稿)も一緒に提出してほしいと言われたけど、何故?
 

デジタル出稿は工程が短く、費用が安いけど
 昔と違って、今や原稿はワープロなどのTXTや写真などもデジカメ写真(jpg)などデジタルデータで受け付けることが多くなってきました。当社としては学校のPTAの新聞などは、入稿形式の基本形をそもそも「デジタルデータ」と決めている場合がほとんどです。何よりデータ化→メールというラインで効率化をすれば、工程も早く、組版費用も安くて済むからという理由です。

原稿を点検できないのは非常に怖いのよね!
 ただ、この入稿形式の場合、昔ながらの手書き記事や生写真の入稿と違って、それだけ受けると点検のしようがないのです。データには破損の恐れもありますし、[どんな写真]かは開いてみてのお楽しみでは、組む方としては非常にこわいですね。そのためにどうしても可視化できる原稿をお願いすることになるのです。ちょっと面倒かもわかりませんが、よろしくね。
 
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来週(6/18)より広報紙なんでも談話室&ミニ編集講座

 
編集にまつわるご質問・ご相談の回答なども談話室に掲載
 これまで、お客様からの広報紙取材・編集にまつわる様々な課題や、原稿出稿の方法、その他組版システムの技術的なことがらについての様々なご質問や、また技術的なこと以外での様々なご要望やお客様の工夫も受けて、その都度皆様の広報紙(誌)に反映させてまいりました。

 その中には、これから初めて広報を発行される皆様にとっても参考になるノウハウもたくさんあると思われましたので、この機会に、参考になるお話をスタッフ回り持ちで掲載していくことにいたしました。
 また皆様の相談ごとのほか、日常業務の中でこちらからお伝えしたいエピソードなどもミニ講座として楽しく分かりやすく、掲載していきたいと思っています。スタッフとしては不慣れなこともありますが、そのことも含めてご意見なども頂けるとありがたいです。

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第3回営業会議テーマは「ネット営業の深化」ですね


記念すべき日に「朝活」スタート
 昨6月13日の朝は早朝営業会議(「経営戦略会議」の名称を社長の一存で改め)の三回目でした。この会社にきて私は初参加となります。会議のため、平常より一時間早くの始業だったのですが、早起きは気持ち良いですね。通勤ラッシュに巻き込まれないことが、どれだけストレス軽減になるのかに気が付きました。実はこの日は私の誕生日でして、良い機会だと思いますので私も「朝活」を始めようと思います。(木)

インターネットを本当に営業に結びつけるために
 前回は弊社のfacebookページに、どんなテーマを持たせて立ち上げるのかということでしたが、今回は具体的な中身の充実をどうするのかということを議論しました。結論といたしましては、やはりお客様がご覧になって、役に立つ具体的なコンテンツ作りをしていくことになりました。ですので、広報誌作りに関するちょっとしたアドバイスを、一日一回更新で発信していこうと私も思います。
 
 私もまだまだ業界に入って短いので分からないことが沢山あります。新人広報委員になったつもりで、疑問点をどんどん研究して、皆様にお伝えしようと思います。これから是非とも、ご覧になってください!(写真=ファイブスターの金山先生と)

2012~2013年『早朝営業会議エピソード』INDEX
2012年
【4月度】春一番『経営戦略会議?』がスタートhttp://www.fujii-net.com/?p=176
【5月度】第2回目の経営戦略会議に初めて参加http://www.fujii-net.com/?p=182
【6月度】第3回会議テーマは「ネット営業の深化」http://www.fujii-net.com/?p=192
【8月度】『クライアン島アプローチマップ』(?)作りましたhttp://www.fujii-net.com/?p=225
【9月度】第6回会議で無料編集セミナーを決めるhttp://www.fujii-net.com/?p=233
【10月度】第2回『肌で感じる編集セミナー』充実策を議論http://www.fujii-net.com/?p=237
【11月度】『肌で感じる広報紙編集セミナー』の運営を検証http://www.fujii-net.com/?p=250
【12月度】新年は2種類のセミナーを企画http://www.fujii-net.com/?p=254
2013年
【5月度】広報セミナーの名称を改めましたhttp://www.fujii-net.com/?p=283
【6月度】フジイ企画『紙ブログ』の復刊を決定http://www.fujii-net.com/?p=292
【8月度】『紙ブログNEWS』をお届けするために…http://www.fujii-net.com/?p=302
【9月度】『紙ブログNEWS』読者目線で3号目の見直しhttp://www.fujii-net.com/?p=318
【10月度】編集方針をハッキリ!読み物としての『紙ブログ』をhttp://www.fujii-net.com/?p=323
【11月度】『紙ブログセミナー』の継続と『街ゼミ』を提案http://www.fujii-net.com/?p=333
【12月度】『紙ブログセミナー』2014年新規企画を検討http://www.fujii-net.com/?p=337



励みになる封書のお便りとお菓子でティータイム。

  本日6月5日、昨年度のPTA広報誌コンクール受賞校の羽曳が丘小学校の元広報委員長の樋口さんより、うれしいサプライズ! またまた嬉しいお便りと、お菓子を頂きました。先日ハガキでメッセージを頂いたところなのに、封書のお便りもいただきまことに恐縮です。本当にありがとうございます。本当はこれこそ掲載したいところなのですが、濃いお便りなので、全員で回し読みをし、今後の励みとさせていただくことにしました。(ま)

 今日は、さっそく先月から入った新スタッフと一緒に、頂いたお菓子をいただきまーす!
 と、まったりした雰囲気ですが…つかの間の休息タイム。まもなくまた1学期末号のPTA広報紙の季節です! (ま)
 
厳しい環境の中で新スタッフ頑張ってます
 樋口さんのお便りでも触れていただいたように、教頭先生のご紹介で、昔お世話になった小学校のPTA広報をさせていただくことになりました。ただ本当のことを言えばはフジイ企画の経済環境はかなり厳しいのです。今回新たに加わったスタッフも新卒でありながら厳しい条件で来ていただきました。でもみんな意欲満々に取り組んでくれているので、このようなお便りが無量の励みとなっています。ありがとうございます。(F)
 
このフリースペースをぜひご利用ください
 ところでこの机のスペース、おやつを食べるだけではなくて…フリースペースとして、広報物の企画・編集打ち合わせ用に、無料で提供しています!広報紙づくりは、コミュニケーションが第一です。編集に関するご相談をしながらの会議も可能ですので、ぜひご利用ください。
 今回は社内コミュニケーションの一コマです…ごちそうさまでした!



月刊『建設ひょうご』アナログ?編集現場奮戦記

 6月1日、朝5時起きで神戸まで行って参りました。月刊紙の兵庫県土建一般設労働組合の機関紙「建設ひょうご」の編集作業に初めて同行しました。

 現在、お客様のところでの出張割付(編集)は日刊紙などが中心で、少なくなってきたのですが、「建設ひょうご」は、割り付け用紙(レイアウト用紙)を「鉛筆」を使って格闘する唯一の昔ながらのお仕事です。(ま)
 
目の前で紙面の設計図が組み上がっていくプロセスを体験
 作業の全体は横で教宣の方が記事を書き、または修正し、さらに紙面の都合で文章を増やしたり減らしたりと、常にやり取りをしながら、字数確定。その横で瞬時に見出しを付け、写真・イラスト・図表を選別し、レイアウトをして次々紙面を完成段階に組み上げていくのです。
 
お昼一番には新聞全ての編集作業が完了、あとは降版(印刷現場)へ
 わたしは普段、お客様の目から離れて一人パソコン上でしか紙面づくりをしたことがなかったので、お客様と対面して目の前で組み上げていく〝アナログ現場〟は初めての経験でした。鉛筆を持つのも久しぶりです。でも朝9時からスタートして午後2時には新聞タブロイド新聞全4ページの記事編集、見出し(キャッチコピーのようなもの!?)デザイン、レイアウトのすべてが完了。その間きっちりお昼休みをとり、皆様とおいしい神戸の海鮮料理もいただきました。
 
気さくに、楽しく、臨機応変に…

 お客様と対面してする仕事は、初めてだらけで緊張していましたが、機関紙の担当である兵庫土建の石上さん、平井さん、横山さんのお三人が気さくに話かけてくださり、作業にあたることができました(アシスタントですが…)。また、現場での急な記事変更、差し替えやトラブルにも、みなさん臨機応変に対応されていて、大変勉強になりました。ありがとうございました。

写真=(上)ナマ(手書き)原稿と割り付け用紙。(下)横山さんと全ての原稿類を点検中



お客さま(羽曳が丘)よりメッセージ。ありがとうございます

 きょう(5月28日)、フジイ企画のポストの中に、先日PTA広報誌コンクールで『編集賞』を受賞された羽曳が丘小学校の元広報委員長の樋口さんより、メッセージのおハガキが入っていました! 先日お会いした時に、よかったら感想などを書いてください、と真っ白のハガキをお渡ししていたのですが、やっぱり手書きのメッセージを頂くのはとってもうれしいです。ありがとうございます!これからもよろしくお願いします。(ま)

メッセージ内容
 先日は、本当にありがとうございました。

 藤井さん、藤沢さん、1年間ご無理ばかりを言いご迷惑をおかけしてしまった事を心から申し訳なく思っています。
 1年間を振り返ってみると、スタートから何もわからずとまどっていた私たちに、ていねいにいろいろな事を教えて下さいました。おかげで、大変&忙しい中でも楽しく仕事をすることができました。広報紙の出来上がりにもビックリで、そのすばらしい完成度に「次号もがんばろう」という気がわいてきました。
 無理を承知で言ったお願いも、引き受けてくださって本当に感謝しています。
 実際、イヤイヤながらなった広報委員でしたが、広報紙を作っていく事の楽しさや、出来上がったものを見た時の感動やうれしさを感じる事ができて、本当によかったと思っています。
 コンクールでも入賞する事ができて、本当にうれしかったです。本当にありがとうございました。

上の写真=たかつガーデンで樋口さんと一緒に…



新たな小学校、新たな出会い、新しい仕事

 22日付けで、新しく営業として参加している木下隆章と申します。この日は初めての学校訪問で、羽曳野市の丹比小学校を社長と一緒に訪問することになりました。今回は前任校の教頭先生のご紹介もあって、フジイ企画としても初めての訪問でした。でも社長が「以前に行ったことがある」と言っていて余裕だったはずが、周辺の住宅街で道に迷ってしまい、到着がぎりぎりになってしまいました。申し訳無い気持ちで心が一杯だったのですが、教室の前を通った際に、一年生から「こんにちは!」と大きな挨拶をしてもらって、心が晴れやかになりました。
 
<新人ですが一緒に学んでいきます。
皆様と自己紹介をする中で、お客さまも編集委員が未経験だということでかなり戸惑われているようでしたが、それに輪をかけて私も初めての仕事で右往左往してしまいました。私はまだ23歳ですが、ゼロの状態から皆で一つの物を作り上げることは、本当に素晴らしいことだと思います。親子の記念になるような、そんな広報紙作りを作っていけるように、私達もどんどん学んでいきます。よろしくお願いいたします。
 
 
 強面なのですが、特に怒っているというわけではなく、緊張で固くなっております。本当は柔らかい営業マンとして努めますので、よろしくお願いいたします。(なんか教育実習中の研修先生みたい=編注)



みごと金賞!高鷲南中『おおぞら』委員さんの横顔[PTA広報紙コンクール23]

高鷲南中PTA広報委員さん|PTA新聞、会報、社報、機関紙づくり、広報紙コンクール入賞はフジイ企画(大阪)  5月18日(金)に行われた第8回大阪府PTA協議会主催のPTA広報紙コンクールの授賞式に、私も参加させて頂きました。今回みごと「金賞」を受賞された羽曳野市立高鷲南中学校の広報委員さんの方たちと初めてお会いすることができました。

 私はフジイ企画に来たばかりなので、この一連の編集作業には関わっていないのですが、とにかく、担当書記である中本さんに緊張の中、インタビューさせて頂きました!(な)

PTAだけでなく、みんなが知りたい記事が満載!!

 お話を聞いてみて、中本さんたちは応募にあたって、「行事の報告ばかりではなく、『今、自分たち保護者が知りたいことや関心のあること』を発信したこと」をアピールしたとおっしゃった通り、講評集でもその点が大きな評価になっています。私は初めての経験であまりピンときてないかもしれませんが、社長が受注した時点で「内容が面白い。絶対いい賞をとる」と予想していたそうです。

コミュニケーションは大変だけど大事です

 また、中本さんは「PTA広報は、学校とPTAとのコミュニケーションツールであるべき」とのお考えですが、本当はこの学校や保護者とのコミュニケ-ションが一番大変だったともおっしゃってました。ただ「そういった大変なことがある分、いいものができたときに喜びがあります」とも。広報製作にとって何よりもまず「意思疎通」が大切になってくるのだなと感じました。中本さんは終始笑顔で語って下さいました!

私自身PTA広報についてはまだまだこれからですが、ちょっとだけ理解が深まったようにも…。私たちにとっても大変うれしい一日でした。

写真=『金賞』賞状を手に取る広報委員さんと私。