フジイ企画の社報『紙ブログ』2024新春号(第54号)ができました!

初春の夢づくり

 フジイ企画社報『紙ブログ』2024年新春号発行のお知らせです。昨年秋からの弊社の足跡などを掲載しており、新春号は1月初旬にお得意様をはじめ、関係ある皆様にはご送付させていただきました。(なお、更新時点は3月末ですが、本記事は発行日の1月9日付でご案内させていただきました。ご報告が大変遅くなり申し訳ございません。)

 納品後、お客様にはアンケートをお渡ししております。紙面について、ご感想やご要望などありましたらぜひお聞かせください。
 社報『紙ブログ』は無料でお送りします(PDFも可)。メールフォーム等にて連絡先・氏名と「紙ブログ希望」とお書きください。

 

 

『紙ブログNEWS』2024年新春号(第54号)contents

1面 日々の営みこそ生命のそのもの
2面 【製作部あれこれ=連載17】広報紙コンクール編
3面 【私の休憩室】(スタッフコラム) 【私の一枚】スタッフの写真コーナーです
4面 【季節のあしあと】



広報紙コンクールに挑戦【制作部あれこれ17】

熱意の〝伝わり方〟試してみませんか

皆様の〝がんばり〟が成果に繋がって
 弊社のお客様は「いいもの」「伝わるもの」をつくりたいという、広報紙への熱意とこだわりが強い傾向にあると感じます。そのためか、ほぼ毎年、何らかの広報紙コンクール受賞のお知らせが届きます。
 これについては、最初から受賞を目指していたのではなく、お客様(発行者)が真摯に読者と向き合ってきた結果なのかもしれません。今回は、皆様が頑張って作られた広報紙を、ぜひコンクールへ出してみませんか…というお話です。

なによりも読者を意識した紙面を
応募した広報紙はコンクールの趣旨によって、様々な角度から審査されますが、主に共通なのは「紙面企画」、「レイアウト」がポイントとなります。
「レイアウト」については、弊社がアドバイスできる部分でもあります。編集セオリーに基づいて、読みやすく、読者にアピールする紙面づくりが大切です。中でも弊社が最も大事にしていることは、各記事に必ず的確な「見出し」を付けることです。
なぜなら、読者に伝えたいことを伝えるには、感覚や感性を伝えたいという気持ちが大事になってくるからです。平凡な日常を面白く伝える工夫も、紙面そのものの訴求力がここに現れることが多いです。

評価は深く考えず挑戦してみよう
コンクールで受賞するための技術というのは確かにありますが、どのコンクールにも共通なのは、紙面に込められた熱は、理屈抜きに審査員=読者にも伝わりますので、高評価が得られます。
コンクールで評価されることを目的とせず、熱意のバロメータとしてください。努力した成果が形となるのは嬉しいことですし、次へのやる気や励みに繋がります。

(社報『紙ブログNEWS』2024年正月 第54号)



2024年 明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします

平素は格別のお引き立てを賜わり、心より感謝申し上げます。
激しい変化を経験した2023年も、同時期を過ごした皆様の情熱とお力添えにより、新しい年に邁進することができました。
大きな時代の変化が続く今こそ、人との繋がりを重視した交流が大切だとますます感じています。広報紙がその役目を充分に果たせるよう、本年も広報紙編集への技術をさらに磨き、全力で皆さまをサポートしてまいります。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。



フジイ企画の社報『紙ブログ』2023秋号(第53号)ができました!

風と戯れる秋の空

 フジイ企画社報『紙ブログ』2023年秋号発行のお知らせです。自治体の撮影業務や、学校の記念誌作成など、長期的な業務に取り組んでおりました。

 納品後、お客様にはアンケートをお渡ししております。紙面について、ご感想やご要望などありましたらぜひお聞かせください。
 社報『紙ブログ』は無料でお送りします(PDFも可)。メールフォーム等にて連絡先・氏名と「紙ブログ希望」とお書きください。

『紙ブログNEWS』2023年秋号(第53号)contents

1面 自分の感覚を信じて 自分一人で創る人生
2面 【製作部あれこれ=連載16】冊子制作の流れ
3面 【私の休憩室】(スタッフコラム) 【私の一枚】スタッフの写真コーナーです
4面 【季節のあしあと】



冊子制作の流れ【制作部あれこれ16】

長期的な制作は全体を把握して

 弊社では広報紙制作を本業としていますが、小冊子、書籍などの編集も多くお手伝いしております(これらを総称してページ物と呼んでいます)。〝ページ物〟は、月刊・週刊などの定期刊行物のほかに、報告集や議案書、また企業・団体の記念誌など、大体8ページ以上の印刷物を指します。100ページを超えるボリュームのある書籍の場合は、一年以上かけて制作することもあります。今回は、その大まかな制作フローについて見てみたいと思います。

①編集の軸となるコンセプト作り
 最初に、お客様から発行のコンセプトをお聞きします。発行目的、読者ターゲット、章立てや体裁(写真中心か、文字中心か?)の聞き取りをすることで、大体の記事数、写真数も確定します。ここで決めたことが後の編集の軸となります。イメージが浮かんでこない場合は、まずは載せたいコンテンツを先に洗い出してみるのも良いでしょう。

②台割で冊子全体のバランスを確認
次に、コンセプトに合わせた台割(だいわり)を作成します。台割とは、どのページにどんな内容を載せるのかなど、本全体の構成をまとめた設計図のようなものです。もともと台割とは印刷機の台数から割り出した用語で、最終工程に必要となるものですが、編集作業でも十分使えるので弊社では採用しています。

③紙面フォーマットで完成形をイメージ
台割が固まれば、それを元にデザインイメージのラフスケッチや、大まかな紙面フォーマットを作成していきます。制作工程の後半での組み換えは難しいため、お客様との間でのイメージのすり合わせが一番重要になります。同時並行で表紙イメージなども制作を進めます。

④寄稿依頼は早めに手配を
お客様側では台割を元に原稿集めを進めていただきます。例えば記念誌の場合は、写真や資料の点数が多くなりがちで、事務的な整理作業に結構時間がかかったりします。寄稿文を掲載する場合は、外部への原稿依頼も早めに手配しておくことが必要です。

大変だけど、思い出に残る一冊に…
以降、原稿ご入稿後は随時校正のやりとりをすすめていきます。これまでの歩みをまとめることは地道で大変な作業になりますが、きっと思い出と記録に残る大切な一冊となるはずです。

(社報『紙ブログNEWS』2023年秋 第53号)



2023年 夏季休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では8月10日(木)~8月14日(月)及び8月16日(水)の期間を、夏季休業とさせて頂きます。8月17日(木)から通常営業いたします。期間中は、お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
休業後は、これまで以上にお客様にご満足いただけるサービスの提供を目指して精進して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

 



フジイ企画の社報『紙ブログ』2023夏号(第52号)ができました!

夏の夢、かけ巡って

 暑中お見舞い申し上げます。発行が予定より少し遅れましたが、フジイ企画 社報『紙ブログ』2023年夏号発行のお知らせです。
 6〜7月は各種広報紙の夏号の業務が集中する時期で、このお盆前に無事に納品まで完了することができました。
 納品後、お客様にはアンケートをお渡ししております。紙面について、ご感想やご要望などありましたらぜひお聞かせください。
 社報『紙ブログ』は無料でお送りします(PDFも可)。メールフォーム等にて連絡先・氏名と「紙ブログ希望」とお書きください。

 

 

 

紙ブログNEWS』2023年夏号(第52号)contents

1面 心を波動で捉える〝風〞の時代の経営
2面 【製作部あれこれ=連載15】「題字」のデザイン考
3面 【私の休憩室】(スタッフコラム) 【私の一枚】スタッフの写真コーナーです
4面 【季節のあしあと】



「題字」のデザイン考【制作部あれこれ15】

よりシンプルかつ印象に残るデザイン

「題字」と「見出し」は根本的に違います
 今回は各種広報紙の題字デザインについて考えてみました。「題字」とは紙面のタイトルのことで、広報紙の顔となります。このデザインは一度決定したら、基本的にずっと使い続けることになります。
 ただし、デザインを考える際、「題字」と「見出し」を混同してはいけないことに注意する必要があります。

紙面全体の位置づけを考えたデザインを
 題字デザインを考えるうえで何より大切なのが、紙面上の位置づけです。紙面に配置することを前提に、全体イメージや1面トップ記事と相殺しない工夫が必須条件になってきます。
 例えば、カラフルで派手な表紙題字デザインにした場合、題字ばかりが目立ってしまい、その下(または横)にある一番重要なトップ記事が負けてしまい、編集者が苦労することが多くあります。慣れないうちは、題字に割り当てられた縦横何センチの世界の中で、デザインのことだけを考えてしまいがちです。見出しに限らず、編集者は常に読者目線を念頭に入れて考えることが大事です。

迷った時は読者の視点を第一に考えて
題字デザインは、コラム題字も含め基本的にはシンプルなものが良いですが、それでいて印象に残る必要もあります。さらに媒体や発行目的に合わせて考えられるデザインはさまざまで、絶対が無いのが難しいところです。ただ、どんな場合であっても、無意識の一般読者が「数秒の間にどう見るか」を考えれば、方向は決まってきますね。

(社報『紙ブログNEWS』2023年夏 第52号)



読みやすい紙面とは【制作部あれこれ14】

読者の目線で手に取りやすい紙面

 春はコンクールのシーズンで、お客様から受賞のご報告をいただくことも多いです。〝桜咲く〟は私たちにとっても嬉しい瞬間です。紙面の評価は、編集された方の熱意が正直に反映されていることが多いです。読者を意識した紙面づくりは審査員に限らず誰の心にも伝わりますね。
 さて、今回はお客様に対して新年度レクチャーの時にもお話ししている、新聞づくりワンポイントをご紹介いたします。

文章、写真、見出しの読みやすい割合は
 まずは記事について。読みやすい紙面の割合の目安は、文章記事が「紙面全体の1/2以内」、写真・図表・カットが「1/4(1ページ5点以内)」、見出しが「1/4」です。
文字が多すぎる紙面は全体が白っぽく、読者にとって読み疲れしやすくなってしまいます。かと言って写真ばかりの紙面では、写真アルバムになってしまいます。ニュースとして記事を読んでもらえて、写真などもしっかり見てもらえる紙面割の目安ということです。あくまで目安なので、全体の記事本数や写真点数によって都度バランスを考える必要があります。
お客様にはご要望に応じて、広報紙に合った「割付用紙」をお渡ししていますので、紙面イメージを書き込んだりしながら記事内容を検討してみてもいいかと思います。

メインは集合写真より動きのある写真を
次は写真について。たくさんの写真があれば選択の幅が広がるので、構図を気にせず色んな角度から、より多く撮影することをお薦めします。ちなみに、撮影対象の周りには少し余白をもたせてください。画面いっぱいに撮影すると、その形でしか使用できないため、レイアウトの自由度が下がってしまいます。
全員が映っている集合写真をメインイメージにする方が結構多いのですが、写真アルバムではないので、人数が少なくても記事を象徴的に伝える写真こそ、紙面の情感をよく伝え、紙面効果も高まります。全員写真がどうしても必要な場合は、全員の顔が分かる程度に小さめに使いたいものです。編集者の意図が紙面をイキイキさせます。

(社報『紙ブログNEWS』2023年春 第51号)



「関中協」会報が機関紙コンクールで〝機関紙大賞〟受賞

永年の努力奮闘の成果、退職直前の〝栄誉〟

 お客様の関西中小工業協議会が、機関紙協会大阪府本部主催の「第49回年末新年号機関紙コンテスト」において、月刊紙部門の「機関紙大賞」を受賞されました。
 クオリティの高い紙面づくりに永年携わってこられた編集長の小田さんは、この3月末で退職。授賞式の日はあいにく多忙で、どうしても参加できないということなので、受賞のご報告と同時に依頼されて、急きょ弊社が代理で参加することに…。お客様の代理でコンテストの授賞式に参加することは弊社にとっては初の体験です。
 翌日には、私的な報告会を開いて、小田さんに賞状と記念品をお渡ししました。退職を機に機関紙の大切さと思い、これからの展望について暫し歓談。記念すべき〝大賞〟となりました。
後に、全国コンクールで「審査委員特別賞」も受賞されました。
(表彰式翌日、カフェにお迎えして、喜びを分かち合う。(上)編集長・小田氏、(下)〝大賞〟受賞の紙面「関中協会報」第601号=2023年1月号)