HPのリニューアル=経営指針の具体化と連動!!【2014.11月度早朝営業会議】

  11月も中旬となると、寒さもグッと冬らしくなってきましたね。巷では風邪が流行っているようです。体を冷やさないように気をつけなければ。11月度の早朝営業会議(11月12日)には、我々女子チームも防寒対策をして臨みました。(キョーコ)

 
価格表を提示することの意味…再検討?
 早朝営業会議は、主に前回に引き続きホームページの改善です。10月の会議では、そのうちの一つとして今まで「複雑すぎて明記できない」と思い込んでいた価格表の表示を一気に決めました。しかし、この1カ月の間に価格表の骨格はできたもののそこで立ち止まってしまうことに。「どこまで明示する?」→「余計お客様にはわかりにくい」→「本当に明示する意味あるの?」という思考の循環が始まってしまいました。
 
当社のサービスと価値を自ら表すこと
 本来の価格表示の目的は、当社の仕事(サービス)の内容と価値を誤解なく伝えるということでした。つまり印刷会社の単価表では表せない部分を明示することで、当社の仕事内容を知ってもらうこと。つまり事業の根幹部分の仕事を数字で明らかにすることなのですね。
 
これは思考の習慣からの脱皮が必要
 では「なぜ思考の循環が始まったのか」を考えてみると、これは今まで培ってきた経営理念と指針の具現だからです。つまり会社の方向性のブレをなくすということ。これまでの習慣(考えるクセ)からの『脱皮』の課題であり、少し仕組みを変えるといったことではなかったからですね。これは新たなチャレンジと表裏一体です。
 
その問題もすぐに解決に向けて
 そこでもう一度、価格を上回り、引きつける付加価値を見つけだそうと意見を出し合いました。「当社のモットーは?」「お客様からの反応は?」など多方面から引き出し始めたのですが、これが、案外ポンポンと意見が集まったのです。実は、これは私は少し意外でした。今までは、意見を出すのにウンウンと考えあぐねていた気がするからです。
 
論議の繰り返しでハードルも低くなって
 では今回は、なぜすぐに意見が出たか?それは、今までの早朝営業会議を受けてどんどん業務改善を繰り返しているからかも。大きな課題でもハードルが知らぬ間に低くなっていて、すぐに気付く事ができたのではないかと思います。少しずつですが、実になりつつあるんだなぁと実感でき、嬉しくなりました。あとは、この「フジイ企画ならでは」をどうやって打ち出すかです!

2014年早朝営業会議エピソード
【2014.1月度】2月から新『編集セミナー』を開催します http://www.fujii-net.com/?p=342
【2014.2月度】お客様が成果を出せる体制をhttp://www.fujii-net.com/?p=352
【2014.3月度】顧客から選別される時代の営業http://www.fujii-net.com/?p=358
【2014.4月度】小さな会社でも責任分担と権限が必要http://www.fujii-net.com/?p=366
【2014.5月度】“よい”より“納得”の紙面と工程づくりhttp://www.fujii-net.com/?p=372
【2014.6月度】お客様の「不安」「不満」に立ち向かう仕組みづくりhttp://www.fujii-net.com/?p=376
【2014.7月度】お客様のお悩み解決と紙面の向上のアンケートをhttp://www.fujii-net.com/?p=382
【2014.8月度】“受注時コミュニケーション”マニュアル?http://www.fujii-net.com/?p=389
【2014.9月度】本当に頼りになるHPづくりに着手http://www.fujii-net.com/?p=407
【2014.10月度】「価格表」のHPでの公開を議論http://www.fujii-net.com/?p=765
【2014.11月度】HPのリニューアル=経営指針の具体化と連動!!http://www.fujii-net.com/?p=769
【2014.12月度】新ホームページの枠ぐみができましたhttp://www.fujii-net.com/?p=772



コミュニティ紙に学ぶ新聞づくり【第10回“紙ブログ”広報セミナー2014】

140930‘æ10‰ñƒZƒ~ƒi[’mƒCƒxƒ“ƒg  こんにちは。いよいよ11月、あっという間に2014年も残りふた月。『紙ブログ広報セミナー』も年内最終となりました。  この一年間、このインターネット時代に紙広報紙(新聞)の発行にどんな意味と価値(いいこと)があるの?ということを様々な角度から考えてみました。(な)

広告じゃない広告!?って
 最終の今回(10回)は、「新聞づくりの意味や効果はわかったけど、それでも新聞発行に手間や費用を割けない」という方に、ちょっと違った角度からお話したいと思います。当社の関与しているコミュニティ紙をベースに、広告(記事広告=ペイパブ)ではないコラムづくりでアピールする方法です。「では、何をどのようにアピールするの?」。これが今回のポイントです。
 
コミュニティ紙は地域ネタを大事にする
 直接新聞や雑誌に広告を掲載するのと違って、地域の紙面に関与していく方法です。端的に言えば〝まちゼミ〟の新聞版。これは別の意味で安価でアピール度の高い表現の場となると同時に皆様のスキルもアップします。「地域紙は地域ネタをほしがっている」。これは当社がコミュニティ紙自体の活性化という最大の課題から導き出されたことで、これを皆様の新聞につなげようという最新のテーマです。興味のある方はぜひお気軽にお申し込みくださいね!  
 
 『“紙ブログ”広報セミナー2014』(10)
日 時 2014年11月28日(金)
      18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名
参加費 1,000円/1名
内 容 ①「広告じゃない広告!?」
      コミュニティ紙に学ぶ新聞づくり
     ②実践編「皆様の広報紙を考える」
      もしお持ちでしたら、皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 

 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)


季刊『三国の丘からの風』2015年新年号(第19号)公開編集会議のご案内

20141024_01 「けやき通りまちづくりの会」が発行する地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』2014年10月号(第18号)が、10月中旬に発行されました。三国ヶ丘地域の皆様のお手元に届きましたでしょうか。
 
 この『三国の丘からの風』は、地域の方々が編集委員となって作っている地域コミュニティ紙です。この18号も、「読者の方に役立つ情報を。地域の繋がりが作れるような内容を。」という思いで作成し、今回も地域にかかわる素敵な方々のご紹介や、地域で開催されるイベントの予告や報告を掲載することができました。
 
 これを手に取られた読者の方はどんな風に受け取っておられるのでしょうね? 是非皆様の生の声をお聞かせ頂ければ、大変うれしく思います。
今回もまた「どなたでも参加OK」の公開編集会議を開催しますので、こちらに是非ご参加いただければありがたいです。発刊当初から地域の皆様ご自身で送り出すコミュニティ紙として、2012年の11号以来、広く公開形式の会議にしております。
 
 『三国の丘からの風』を読んだことは無いけど、コミュニティ紙作りには興味があるという方、コラムを書いてみたい方、掲載してほしい内容があるという方も、ご参加頂ければと思います。
次号(冬号:1月中旬発行・第19号)に向けての会議は下記の日程で開催します。居住地域も問いません。広い視点でご参画頂ければ大変ありがたいです。どうぞご参加くださいね!(電話やメールでも随時受け付けております。)
 編集会議の公開の趣旨は2012年11月のご案内ページに記載しております。ぜひご参照ください。(キョーコ)
 

「三国の丘からの風」2015年冬号公開編集会議

日 時 2014(平成26)年11月12日(水)
     14:00~16:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画事務所内
    (堺市堺区柳之町東1-1-7 A203)
定 員 10名程度    参加費 無料
内 容 1.地域『営業』に役立つコミュニティ紙について
    2.交流とまちづくりのためのご提案
    3.『三国の丘からの風』2015年1月号企画案の検討
主 催 けやき通りまちづくりの会
 ご参加のご意思、またご要望、投稿などはフジイ企画内「三国の丘からの風 制作部」まで 堺市堺区柳之町東1-1-7 A203  Tel072-227-2790 Mail info@fujii-net.com フジイ企画facebookページでもご案内しています。
 
『三国の丘からの風』2014年秋号(10月)のヘッドラインです
1面【特集】
○障害者・ひきこもりの人に自信を持って社会で活躍できるサポート/株式会社グランディーユ代表取締役…小笠原さん
 
2面【地域のイベントレポート・お知らせ・交番より】
○和やかな体操教室 11月も開催…鳥羽さん
○けやきの根元にナガバジャノヒゲ…けやき通り清掃活動
○第28回歴史遺産公開勉強会で地域の歴史を学びませんか
旧天王貯水池の秋の一般公開…けやき通りまちづくりの会
○【こちら三国ケ丘の交番で~す!】
 
3面【「今日もこの街で」お仕事紹介】
○コーヒーで地域の方と交流/喫茶「アトラス」
○地域の方に愛される店を/「メゾン・ド・イリゼ」
 
4面【地域のイベントお知らせ・編集後記】
○全国の刑務所から作業製品など集合「第27回関西矯正展」
○運動会に遊びに来てね!/なかよし保育園
○ぬくもりコンサート/堺キリスト教会
○第4回おもしろ堺歴史サロン/ルネッツタカラヤ
○【編集後記】



広報紙で“思い”を実現するナビ効果【第9回“紙ブログ”広報セミナー2014より】

  こんにちは。毎月開催してきた『紙ブログ広報セミナー2014』も、10月17日で9回目を迎えました。いよいよ来月で本年最終回となります。この2回は、「広報紙の本来の目的以外の効果」について、切り口を変えてお話を続けてまいりました。前回(第8回・9/26)では、『自己コンサルティング広報』?というテーマで、会社(組織)の企画や戦略づくり、ノウハウのマニュアルづくりなどの取り組みの成果アップには広報紙が効果的だというお話でした。第9回セミナーは、自分(自社)の想いを形に導く「ナビゲーション」効果について、今回も細川社長(ワーカーズコープ)とともに進めてまいりました。(な)

 
目標さえあれば自動的に導いてくれる効果って
 広報のナビゲーション効果? 前回のテーマ「自己コンサルティング」と切り口が似ているのですが、「こういうことをしたい」「こんな企業に…」という個人や組織のビジョンや目標があるなら、(広報紙で)それに沿ったカテゴリー=コラムを設定して継続するうちに、その目標に向かって自動的に導いてくれる…つまり車のナビシステムのような効果についてのお話です。
 
“思いを紙に表出することで見える地平線
 広報紙は基本的には定期発行が原則ですね。つまり継続したテーマで記事を書いていくと、これまでの足跡が目に見える形で残ります。今おぼろげでもやりたいことがあれば、まず言葉(文字)として表に出すことから何事もスタートしますよね。そこで頭のなかで色々と考えていることをまず外に出す。これを紙面の記事のコラムとしてやってみようということです。定期発行が原則の紙面でこれを続けると新たな地平線が見えてくることがあります。これは“思いの外化”と“あしあと(記録性)”の効果でしょうか。過去の積み重ねと経過が目に見えるから、「目的に向かってやってみよう」という気持ちにさせてくれます。
 
難しい課題も楽しく取り組める法則
 「何度も論議されていて“しなければならないこと”は大体“やりたくないこと”」と…うちの社長は考えているようですが、やらなきゃいけないと気負うより、自発的にやってみよう!と思うほうが当然うまくいいきますよね。実はこのテーマは、フジイ企画でもコラムで継続的にやっていて気づいた法則?でもあります。つまり、当初は「面白いかも…」ぐらいでコラムカテゴリーを立てただけなのに、継続するうちに思わぬ成果やアイデアが生まれたり、コラム自体のアイデンティティも確立するという効果です。
 
議論の経過を公開することで得た方向性
 これを自社の例で少し…。当社では千差万別な受注形態の見積もり価格を、可能な限り一覧表化してをネットで公開することになりました。でも、これまで当社の受注形態ではそんなことは不可能だと思っていました。ただ月1回開催している早朝営業会議内容を、毎月発行している『紙ブログNEWS』内のコラムに継続掲載することを始めてから、自動的に解決可能な課題となったのです。ラインナップとして受注前と納品後の取り組みの見直し→お客様のご要望ごとの分類の仕組み化→というテーマで順次掲載していく中で「価格表提示は必要」という命題に行き着いたのです。これは当初コラム立ち上げの時に予想していたことではありません。社内会議を議事録として残すだけだったとしたら、これ“永久課題”で終わったかもしれません。
 
目標の実現可能性などを考えなくても…
 今回のセミナーのタイトルヘッドはあえて“企業(組織)の…”という“冠”をはずしました。まず(個人の)思いをどのくらい表に出せるかということが大事なことですね。そういう意味で、今回のセミナーでは『経営指針を基礎に』とか、目標の“実現可能性”から考えるのをやめて、皆様が目的・目標にしたことや思いを“外化”することで導かれる効果をじっくり考えてみました。広報紙をたたき台に思いが実現する…これが、楽しく永続きする紙面づくりの本質に近いのかもしれません。
写真=読書談義を交えて…


「価格表」のHPでの公開を議論【2014.10月度早朝営業会議】

この10月は皆既月食もあったけど遅い台風にも見舞われ、涼しさも増して朝は寒いと感じることもあるこの頃…。報告が遅くなりましたがこの8日、10月度の早朝営業会議を行いました。9月度の報告でもお伝えしましたが、現在、当社のホームページを改善に取り組んでいます。先日(10日)も企画会議を行い着々と進めておりますが、今回の会議で焦点になったのが、これまで触れなかった価格表についてです。(キョーコ)

「紙面づくり」と「印刷工程」と2種ある見積もり基準
 現在のフジイ企画のHPのページでは単価表なるものがなく、標準的な価格例を掲載しているだけです。印刷物の見積もりというのは、用紙代、印刷代(通し料金)、製本費などの下流工程部分と版下組版、デザイン制作、ディレクションといった上流工程部分と大まかに2つにわかれます。当社もそれぞれ単価基準書があります。下流工程(印刷代・用紙代など)については一覧表化は割と単純なので今でも公開が可能ですが、上流工程(つまり紙面づくり紙面づくり)については、原稿の出稿量やお客様の出稿状態や求められるサービス内容によって違うので、一覧表化するのが難しいということで、これまで掲載していませんでした。
 
これまで「価格表」プラス「見積もり」部分の合算で
 ご存知のように当社の「編集プロダクション」としての特徴は、ご要望に沿った印刷物を迅速にかつ効果のあるものとしてお客さまと一緒に作り上げていくことです。つまり当社のサービスの心臓部は印刷物の訴求効果を上げる紙面づくり。つまり上流工程のディレクションが中心です。この部分についてはそれぞれのお客様の要望や当社の関与度合い、また作業内容などによって分化されているので、当社価格基準で見積お書には記載してあるのですが「価格表」ということになると「できないもの」としてこれまであまり論議されてきませんでした。
 
これまでの改革で価格の“見える化”も可能に
 でも、それではお客さまにとって「不明瞭・不明朗」という誤解や「高い」という印象が生じているのでは…ということが議論の重要な焦点になり、今回のHPリニューアル時に価格表をご提示することになりました。というのもこれまで続けてきた一連の業務改革、つまり「顧客満足と迅速な工程の両立」のための受注前と納品後の取り組み(6月度営業会議報告を参照)に引き続いて、「お客様のご要望の分類」(8月度営業会議報告を参照)を“仕組化”してきた結果、相互の信頼感を増す「価格表提示」が“可能”であるとの立脚点にようやく立つことができたためでもあります。
 
より相互の信頼感を形成するためにも
 このことで、どの作業にいくらの費用が発生するかが事前にお客様で把握できるし、未知のお客様にも「決して高くない」と安心感を持っていただけます。これはお客様はもとより当社にとっても様々なミスマッチの防止になるなど、当社のスキルの基準化と作業工程への安心感を高めます。もちろんすべての項目の価格表示は不可能ですが、できるだけ計算可能な形にします。そのためのしっかりした仕組みづくりとなるよう検討中です。当社のサービスを必要とされるお客様に「この金額なら納得!」と思って頂けるように、これまで以上に気を引き締めて取り組んでいきたいと思います!

写真=10月10日の第2回目のHPリニューアル打ち合わせ

2014年早朝営業会議エピソード
【2014.1月度】2月から新『編集セミナー』を開催します http://www.fujii-net.com/?p=342
【2014.2月度】お客様が成果を出せる体制をhttp://www.fujii-net.com/?p=352
【2014.3月度】顧客から選別される時代の営業http://www.fujii-net.com/?p=358
【2014.4月度】小さな会社でも責任分担と権限が必要http://www.fujii-net.com/?p=366
【2014.5月度】“よい”より“納得”の紙面と工程づくりhttp://www.fujii-net.com/?p=372
【2014.6月度】お客様の「不安」「不満」に立ち向かう仕組みづくりhttp://www.fujii-net.com/?p=376
【2014.7月度】お客様のお悩み解決と紙面の向上のアンケートをhttp://www.fujii-net.com/?p=382
【2014.8月度】“受注時コミュニケーション”マニュアル?http://www.fujii-net.com/?p=389
【2014.9月度】本当に頼りになるHPづくりに着手http://www.fujii-net.com/?p=407
【2014.10月度】「価格表」のHPでの公開を議論http://www.fujii-net.com/?p=765
【2014.11月度】HPのリニューアル=経営指針の具体化と連動!!http://www.fujii-net.com/?p=769
【2014.12月度】新ホームページの枠ぐみができましたhttp://www.fujii-net.com/?p=772



第9回『“紙ブログ”広報セミナー2014』(10月17日)開催のご案内

1400805‘æ7‰ñƒZƒ~ƒi[’m こんにちは。いよいよ10月、あっという間に2014年も残り3ヶ月ですね。、郵便ポストに年賀状のチラシが入っていて少しびっくりしました。さて、毎月開催している『紙ブログ広報セミナー』も残り2回となりました。

 ここ最近のセミナーの流れとして、第7回(8/22)でネット広報と紙広報物との機能・役割の違いを見て、前回第8回(9/26)では広報紙の「広報効果以外の価値」についてお話してきました。特に前回からは広報紙の発行の(商品やサービス、考え方や組織のポリシーを伝える)本来の目的を離れて、皆様の会社(組織)の企画や戦略づくり、ノウハウのマニュアルづくりなどの取り組みのツールとして広報紙を使おうというお話をしました。今回はその第2弾といえるもの。テーマは「想いを形に導くナビ効果」。自分のこれからのビジョンや計画をコラムカテゴリとして捉えようという試みです。、様々な戦略の広報紙利用で組織の方向性が見えてきます。

 というわけで、今回も「広報効果以外の価値」について皆さんと考えていきたいと思います。もちろん初めてのご参加でも大丈夫ですので、興味のある方はぜひお気軽にお申し込みくださいね!

『“紙ブログ”広報セミナー2014』(9)
日 時 20141017日(金)※24日の予定から変更しております
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名
内 容 ①「想いを形に導くナビ効果」
      方向性が生まれるカテゴリーづくり
    ②実践編「皆様の広報紙を考える」
     もしお持ちでしたら、皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 

 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)


広報紙発行は独自アイデンティティ形成に威力【第8回“紙ブログ”広報セミナー2014】

 9月も後半となり、夜はだいぶ涼しくなりました。2014年の『紙ブログ広報セミナー』も第8回目(9/26)となりました。今回も細川さん(ワーカーズコープ)とご一緒に進めさせていただきました。今回のテーマは「自己コンサルティング広報・広報紙発行は広報効果以上の価値」。毎回ホワイトボードにその日のテーマを貼っているのですが、細川さんが開口一番「自己コンサルティング???」。今回はこれまでの流れからこのテーマになったのですが、広報紙発行の目的は自らの企業(団体)の取り組みについて広く知らせることですね。ですが広報紙の効果と価値はそれだけではない。これが今回のテーマです。(な)

 
広報効果(読まれているか)だけを考えると続かない!?
 じゃあどんな効果が?という前に…。本来の広報紙の目的は、会社(団体)の商品・サービスや考え方を広く知ってもらおう…ということですね。ただ、それが読者にキッチリ届いている(伝わっている)かどうかを検証しようとしたら、実をいうとなかなか難しいのです。それが「手間の割に効果が見えない」として皆様が広報紙の発行自体を敬遠する理由の一つかもしれません。でも広報紙づくりづくりの意義はそれだけではありません。
 
広報紙の「記録性」という機能を利用して…
 広報紙の発行の取り組みを、もう少し別の角度で見てみようというのが今回の狙いです。過去のセミナーでもお話ししていますが、広報紙の機能のひとつに「記録性」というものがあります。ブログ・SNSは古いものはどんどん流れてしまいますが、広報紙は手に取れるカタチとして残ります。今回のお話は広報紙を利用して社内のスキル蓄積や、営業戦略作りそのものをやっていこうというものです。
 
「独自戦略」構築や「技術の伝授」「マニュアル」づくりそのものに利用
 広報紙を発行する本来の目的はひとます置いておいて、「自社の技術力アップ」、や「営業戦略づくり」のための皆様の取り組みを考えてみましょう。会社なら新しい時代を見据えて営業企画会議やら社内研修、また「ノウハウのマニュアル化」などいろんな取り組みをされてますね。今回は以前お話しした紙面の『コラム』化を利用して、文字通り「営業戦略作り」や自社の「スキル構築」「マニュアルづくり」にそのまま利用するのです。例えばこの「フジイ企画“紙”ブログNEWS」の中の、『早朝営業会議より』や今書いている『肌で感じる編集サロン』というコラムもそうです。
 
広報紙化で単なる“会議の議事録”を超えた生きた資料に
 『早朝営業会議より』は月に一度社内で行われる営業会議の内容について連載しているコラムです。いくつか読んでいただければ気づかれるかもしれませんが、これは単に会議の議事録ではありません。実際の会議では営業戦略についての到達点や問題点、社外秘の事項や生々しい話もあるのですが、それをそのまま掲載するのではなく、その時々のトピックスや自社特有のやり方や課題などエッセンスの部分を取り出し、加工して掲載しています。

読者の視点を通過する“戦略”や“ノウハウ”の大きな価値
 議事録と違う点とはなにかと言えば、社内で議論して練りこんだ内容でも「一般読者」を想定してポイントを絞って書き直すということです。広報紙として発行するためには、他の人が読んでも面白く・役立つような記事にするべきですよね。そのためには決まったことやノウハウでも内容を整理し、誰もがわかるようにする必要がありますね。この作業は思いのほか、会議のための会議から脱出して自己の振り返りになったり、新たな解決可能な課題が見えたり、そのものがノウハウになってくることになります。

心臓部のコラム化は組織の羅針盤づくりそのもの
 この広報紙の“記録性”という機能を利用して上記のように読者を意識して書いた記事は、簡単にまとめられていて、積み重なれば自身のテキストやマニュアルそのものに(しかも活字化されて)なります。私達も、会議を振り返るときによく『紙ブログ』バックナンバーを見て以前に構築したノウハウや決めごとを検証しながら進めるのです。これをまとめれば一冊のノウハウ本になります。つまり広報紙を継続すること自体が向かうべき方向の羅針盤となり、独自のアイデンティティが形成することにもなるのです。

10月は日程変更になります
 そういったわけで、今回は広報紙の「広報効果」とちがった価値についてお話いたしました。さて、次回セミナーは予定を変更して10月17日(金)18時からの開催となります。2014年度のセミナーも残すところあと2回(10月・11月)となりました。内容は1回ずつで完結するようにしていますので、初めてのご参加でも問題ありません。直前まで受け付けておりますので、ぜひお越しください!


第8回『“紙ブログ”広報セミナー2014』(9月26日)開催のご案内

20140919  こんにちは、段々肌寒くなってきましたね。きのう(9/18)はフジイ企画のホームページ・ブログのリニューアルのために、Nさんにお越し頂き、一緒に検討いたしました。先月の第7回セミナー(8/22)では「ブログカテゴリーから考える紙面企画」というテーマでブログ・SNSをどう活かすか…ということでしたが、カテゴリ分けも含めて、ネットコンテンツの扱いについては私たちも同時進行で取り組んでいます。(な)
 
「“自己コンサルティング”広報―広報紙づくりの広報効果以上の価値」
 さて、告知がかなり遅れてしまいましたが(すみません!)、今月も第8回の『“紙ブログ”広報セミナー』を開催いたします。今回のテーマは「“自己コンサルティング”広報―広報紙づくりの広報効果以上の価値」です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、今まで広報紙づくりの目的と方向性のお話しをしてきましたが、今回は少し発展?して…。広報紙の本来の目的以外、つまり会社(組織)技術、人、スキルなどを伝えるといった「広報効果」以外の組織強化のメリットについて深くみていきたいと思います。この内容は以前から取り上げてきましたが、もう一度深めて皆さんとお話しできればと思います。
 開催日まであまり日数がありませんが、直前まで受け付けています。メールやお電話などでも構いませんので、ぜひお気軽にお申し込みくださいね!
 
 
『“紙ブログ”広報セミナー2014』(8)
日 時 2014年9月26日(金)
     18:00~19:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名
内 容 ①「“自己コンサルティング”広報」
      広報紙づくりの広報効果以上のメリット
    ②実践編「皆様の広報紙を考える」
     もしお持ちでしたら、皆様がこれまで発行された広報紙をご持参ください。
テキスト 小冊子『肌で感じる編集サロン』など
会 場 編集プロダクションフジイ企画 事務所内
定 員 8名    参加費 1,000円/1名 
 
 
お申込み方法
以下のアクセスで「お名前・ご住所・お電話番号・ご参加人数」をお願いします。
イベント案内で発信しています。facebookご利用の方はここからでもお申し込みできます。
当社HPのメールフォーム】『なんでもメール』
【E-mail】info@fujii-net.com 
【お電話】フジイ企画TEL:072-227-2790(受付時間:平日 10:00~17:00)



紙面製作に“アナログ編集”って表現はおかしい!

 最近当社でも少なくなってきたのですが、機関紙や広報紙をお客様立ち合いのもとで、割付用紙(レイアウト用紙)を使って編集レイアウトする作業があります。新聞工程というのは短納期なので原稿入稿後に即、紙面を確定しなければ、後の工程に差し支えるからです。新聞タブロイド版なら担当1人で4面~8面分を1日で完全レイアウト(印刷仕上がり状態を確定)します。

編集現場に「アナログ」という概念はない
 こうした紙面づくりの現場に当社の新人スタッフや大学のインターン生を、実習として同行させる場合があるのですが、その報告や感想に「アナログ編集現場」「アナログ的…」などの表現がよく出るので甚だ困ってしまいます。編集という作業の理解の度合いが低いので仕方がないかもしれないが、編集現場ではアナログやデジタルという概念自体がナンセンスなので、今一度編集作業の根本的な理解が必要だと感じています。
 
割付作業は最短で“完成レイアウト”を行うこと。
 仕事の流れをお話しするとあたりまえのことですが、新聞の編集(割り付け)作業は当然、原稿締切り直後(それが日単位なのか時間単位なのかは別として)に開始。割付用紙(レイアウト用紙)に記事の流れ、見出しコピーと紙面デザインや文字飾り、写真の大きさやトリミングなどを確定。つまり最短時間で最終仕上り状態を決定することですね。そこでGOサインがでて初めて生産ラインの工程(組版→ゲラ出力→校正→製版→印刷)という手順になります。
 
アナログという言葉が出てくる背景は生産工程のデジタル化?
 アナログという言葉が出てくる背景にはには、技術革新で生産工程のほとんどがデジタル(コンピュータ)化されてきたこと。当然、新聞組版ラインも完全デジタル化されて久しい。アナログとはそれ以外の手仕事の総称として言ってるだけであろうが、編集現場はいかに時代が進もうと人間の頭脳を酷使する仕事であることに変わりはない。必要なのは編集作業の最短の効率追求と紙面の合理性と完結性(確定性)が求められるだけです。
 
背景に「デジタルの方が早い」とする根本的な勘違い
 その勘違いの最たるものと思われるのが、レイアウト用紙を使う手作業よりデジタルの方が早いと思っているフシがあること。編集作業は先にものべたように紙面割(どの面に何の記事を掲載するか)、同じ面でもどの記事をトップにするか、見出しをどのようにつけるか、そのスペース配分と字体とデザイン飾りは…。でもこれはいつでも人の頭脳作業です。ただ(デジタルの方が早いとする)勘違いの元凶と思われるのが、次々刻々入稿する記事の本数確定や文字量の計算です。今でも電卓をつかって…ですね。また写真のトリミングや縦横寸法出しなど。結構厄介でじゃまくさい作業が多いからでしょう。
 
「入力してから」では遅すぎる…どこまでも人の経験とスキル…職人仕事
 でも、紙面のレイアウト現場は、ギリギリの時間で上がってくる原稿がデジタル原稿か手書き原稿かは当然問えません。外部依頼原稿などはファックスや速達なんかで来る。イラストや写真もデジカメデータとプリントの混在。その日(時間内)のうちに紙面レイアウトを確定するのに、まず入力してから…では遅すぎる。「何しに来てるんや」と怒られますよね。だから今も昔もかわらない職人仕事なんですよ。デジタル化するより絶対に早いんです。そんな中での見出し(キャッチコピー)、レイアウト、見えない段階できれいなデザインを確定する。ここではなにより経験、スキルがモノをいう。職人仕事の世界です。



インターンシップ特集で増ページ『紙ブログNEWS』14(10月)号発刊!!

 今朝、通勤途中の公園の側道で「どんぐり」を見つけました!季節の移り変わりをまじまじと感じさせられますね。夜もかなりひんやりしてきましたので、うっかり風邪には気をつけなければいけませんね。秋一番?当社の社報の『紙ブログNEWS』10月号(14号)が出来上がりましたので、皆様にお知らせさせて頂きます。(キョーコ)

インターンシップ特集2ページは学生が作りました
 今号のメインは8月25日~9月5日の期間行ったインターシップ実習特集。今回はこの特集面2ページ増えて特別6ページ建てです。この特集(2・4ページ)は実習カリキュラムに取り入れたもので、紙面企画から面割や見出しレイアウトまで学生が考えました。今回初めての試みでしたが、学生4人でしっかり打ち合わせをしながら思いを紙面に組み込んでくれました。
 
フジイ企画の業務改善の取り組みも掲載
 その他、フジイ企画では新企画や業務改善に取り組んでいます。『紙ブログ』はそんな当社の姿勢をお伝えするのが目的で、『早朝営業会議より』などはその取り組みをまとめたもので、一度ご覧ください。その他のコーナーもそうですが、読者の方に信頼感を感じて頂ける1つのツールにもなれば幸いです。
 
★皆様のお手元にお届けいたします
ご希望の方は、フジイ企画HPのメールフォーム「なんでもmail」に、お名前・郵便番号・ご住所をお知らせください。できればメッセージなどをいただけるとありがたいです。皆様のご意見・ご質問などもお受けしておりますので、よろしくお願いします。(お申し込みはお電話、facebookメッセージ、一般メール等でも結構です。)
10月号フルカラーA4×6ページ(毎月15日発行)