ホームページ完成記念の食事会です

企画から係わったみんなが集合!!楽しいひとときを

ぜひご意見ご感想を!!
 昨年(2014年)秋頃から取り組んできた当社ホームページのリニューアルが今年4月末に完成しました。みなさま各ページなどご覧頂けましたでしょうか? できればご意見・ご感想などいただければありがたいのですが…。でも長い時間を掛けて取り組んだプロジェクトだけに、完成の達成感もひとしおです。(な)

統一地方選挙仕事の打ち上げも兼ねて…
 6月4日(木)の夜、統一地方選挙仕事打ち上げもかねて『HP完成打ち上げ』食事会を開催しました。ご参加いただいたお客様はブログシステムなど技術面でご協力いただいていた中本さん(株式会社Ayumi.m.progress)と、このプロジェクト途上の3月末に退職した当社元スタッフの京砂さん(このブログには久々の登場です)です。本当はディレクターの谷村さんも参加予定だったのですが体調が悪くて今回は欠席されました。思えばフジイ企画での食事会は昨年(2014年)夏の「インターンシップ」終了記念パーティ以来かな。

会場は地元のイタリアンのプチレストラン
 会場は阪堺電車沿いの、道の少し内側に入った所にある『Rosso Guitara(ロッソギターラ)』で。こじんまりしていてかわいらしい、イタリアンのお店です。お店選びに困っていたところ、『久々に地元で』ということになり、社長のお知り合いの小谷酒店の小谷社長ご推薦のお店です。事務所近くの一見静かな道に、こんないいお店があったなんて…。

中本さんとの出会いは堺の『コミュニティ紙』編集会議から
 Ayumi.m.progressの中本さんと初めてお会いしたのは、確か2012年秋の『三国の丘からの風』の公開編集会議。「地域コミュニティ紙づくりに広がりを」ということで、編集会議を初めて公開にしたときで、色々ご意見をいただきました。あの頃から考えると、まさかこんなに親密にお付き合い頂けるとは…と、つくづく出会いの大切さを感じますね。

食事を共にすることで貴重なお話しも聞けて…
 でも中本さんと同じ席で食事をするのは初めて。仕事の取り組み方や商工会、家族の話まで、パワフルなお話が聞けて、こちらまで元気をもらうことができました。また、京砂さんとは久しぶりの再会ですが、いつものようにスプーンとフォークを駆使して鮮やかにおかずを取り分ける凄技!を披露。私は気の利いた面白いネタもなかったのですっかり聞き役でしたが、大変貴重な時間をすごすことができました。ホームページの方はまだもう少し微調整が続きますが、引き続きよろしくお願いします。



原稿出稿時の3つのお客様タイプ【編集サロンです】

プリント新聞組版は複雑!? 皆さんに必要なフォローは?

 きのう(5月20日)は紙面を見る『視点のちがい』というお話をしましたが、当社のお客さまフォローのスタンスは、あくまで編集者の視点=読者の視点を大事にすることです。でも実際の受注状況はそうしたフォローが必要なお客さまとそうでないお客様がいらっしゃるので、当社では、お客様の原稿出稿のタイプを3つに分類しています。これは社内基準なので、いつもお伝えしているわけではありませんが、皆様の意図と要求を当社スタッフが的確に把握するためです。皆様にもご参考のために…。

当社の原稿出稿の3つのパターン分類
A分類(完全レイアウト)
  専用の割り付け用紙に、字数や写真の寸法も計算した割り付け用紙を原稿とセットで出稿されるケース。昔はこれが基本でした。今でもそうですが、印刷会社は基本的にお客様の指示のない作業はできません。だから新聞社や出版社は、専用の割り付け用紙に、レイアウトデザイン、字数計算、写真寸法などを設計図(割り付け用紙)に書いて原稿と一緒に提出します。
B分類(基本的紙面イメージあり)
 基本的な割り付け(レイアウト)表の指示、つまり記事・写真のページ割と簡単なレイアウトはあるけど、それに従ってある程度お任せのパターン。中には多少詳しい指示がある場合もあります。当社はその指示をあくまで基準にレイアウトしていきます。
C分類(ページ割のみあり)
 紙面割表(ページ建て)表もしくは、レイアウト用紙にページ建てと順序、使用写真点数を記してあるタイプです。当社はその紙面割表に従って紙面割と写真、文字数計算して割り付けレイアウトをしていきます

編集セオリーに従って、レイアウト用紙に向かうAタイプ
 A分類の場合、お客様の指示に対する当社のアドバイスは基本禁止として扱います。この形式で出稿されるお客様はプロの出稿形式ですが、必ずしもそうではなくて、学校の新聞部やPTA広報でもコンクールに出展する場合など、自ら学んだ編集セオリーに従って独自に取り組むことに意味を見出しているからです。こんな場合、当方は意見を述べることはあっても基本割り付け表どおりです。記事がはみ出すような場合でも、そのままゲラ出しするので、担当者自ら記事を添削するなり写真枠を調整したりします。

当社のデザイン・レイアウトは新聞組版セオリーとルールを遵守します
 次のB分類とC分類はちょっと複雑で、どこまで依頼されるかで、当社の関与の度合いが違ってきますが、その場合に前提となるものが「組版ルールとセオリーの遵守」です。よい紙面はデザインに訴求力もありますが、それには様々な組版ルールとセオリーがあります。当社それの遵守を前提とすることをお伝えして取り組んでいきます。当社のお客様ではほとんどがこのBもしくはC分類にあたります。

記事の字数、本数、写真枚数を確定してお任せのCタイプ
 まずC分類の場合、前もって提出された、お客様のページ割表(ページの割り振り)に合わせて組むので、出稿時のアキ、はみ出し予測が大幅でなければあまり問題なく進むことが多いです。大幅なはみ出しが予測される場合は、前もって打ち合わせしておきます。記事内容に力を入れているタイプですね

Bタイプは紙面イメージを一致させることが大事
 さて、一番難しいのがB分類のお客様です。B分類はある程度の割り付けと仕上がりイメージある場合ですね。当社は基本的にいただいた割り付けイメージに沿って制作しますが、ただ先ほどものべましたように新聞組版には一定のルールがありますので、ある程度キッチリ書かれていても、禁則事項にかかったり、文字数・写真点数など紙面都合上の制限で、最初のイメージが多少変わってきたりすることもあります。最初のコミュニケーションが大事になってきます。

皆さんはどのタイプ?
 お客様でもその時々の編集部のタイプやカラーで様々ですね。最初に紙面イメージがあって、文字数も指示通り確定されれば、Aに近いBとなり、禁則事項が多いデザインレイアウトに時間を費やすより紙面企画(アンケート特集など)や取材・記事集めに力を入れたほうがいい、という判断の方は「丸なげのC」と言われます。さて、みなさんはどのタイプ?

 



委員長さんは意見をまとめるのが大変!?【編集サロンです】

紙面づくりはそれぞれの立場で『3つの視点』が…

 久々の編集サロンです。みなさんから寄せられたご意見やご質問にお答えするコーナーです。年度初めもでもあって、今回はアンケートのなかで広報委員長さんを経験された方からの一番多く寄せられたお悩み、つまり意見の不一致の調整についてです。

3つの視点イラスト委員会では役割の違いを意識したルールづくりが大事
 分担した取材担当者のイメージが紙面に反映できてない。他の記事とのバランスが悪い、記事が削られた。とくに「イメージが違う」というのが多いですよね。「イメージ!?」…って。広報委員長さんは委員の皆さんの意見をまとめるのに苦労されてますよね。フジイ企画ではこうした皆さんの意見を集約して紙面づくりをお手伝いするのが本領なのですが、今回はそうしたことをみんなで解決するルール作りのお話です。

委員さんの数だけのイメージや意見がある
 紙面づくりの途中で色々な意見(やイメージ)の違いが出た場合、委員長さんは、他の委員さんとの仲間意識があるので、できるだけ調整しようとします。でも、あちらをたてればこちらがたたず…。こんなことを言ったら身も蓋もない話ですが、この話は容易に解決できません。なぜなら紙面づくりについては、委員さんの数だけのイメージと意見があるからです。でも解決不可能というわけではありません。ただ、ぶっちゃけ、誰かが〝責任〟と〝権限〟をもって交通整理しなければなりませんよ、というお話です。じゃあ、誰がそれをするのかということと、それをするにはみんなが納得するルールがいりますよね。

『3つの視点』(①読者の視点、②取材担当者の視点、③編集者の視点)について
 ところで発行された紙面について話し合ってみましたね。発行後なので色々な意見があったでしょう。「よかった」「うまくかけた」「思った通りにならなかった」。でもその意見を分類してみると、大まかに『3つの視点』(立場)があります。それは①記事を書いた人(取材者)の見方、②編集者(レイアウト担当者)の見方、そして③読者。この3つの視点です。

読者が納得する「いい新聞」って何かを考えて
 で、「いい紙面」とは何でしょうか?。みなさんが、意図して作った紙面が、読者に(文章も写真イメージも含めて)ちゃんと伝わったかということ。これを判断するのは読者です。つまり読者の大多数が納得する紙面が「いい新聞」の指標です。だから記事を書いた人やレイアウトする人の立場や、自分の意見や趣味を超えて、読者の視点で考えられるかどうかが大事なポイントです。

仲間の輪づくりは大事。でも、紙面づくりには役割と権限が必要です
 じゃあ、この紙面づくりに参加した人のなかで読者の視点持つことができるのは誰なのか、です。この3つの視点のうち、読者の視点に一番ふさわしいのは誰でしょうか?①読者は新聞づくりに参加していないので省くとして、②書き手か③編集者のうちのどちらかですね。まあ皆さんならどちらも掛け持ち…ということになるのでしょうが、やはり③編集者の視点が決定的に重要です。他のスタッフの意見を聞くのは大事ですが、キッチリ方向性をだそうと思ったら、そのうえで最終判断する権限(編集権限)が必ず必要ということです。

「書く人」と「編集する人」は紙面に対する役割と見方が違います
 新聞社では編集部門と取材部門が厳格に分かれています。これは単なる分担というだけでなく、明確に役割と権限が違います。取材者(記者)は、一生懸命取材して記事を書くので、足で稼いだ分、相当思い入れがありますよね。難しい取材であればあるほどそうです。つまり書いた記事に対しては『主観的』になります。でもそれが仕事なのでそれでいいのです。

プロの編集者は自分の意見や趣味を超えた読者目線を持ちます
 じゃあ、それを評価するのは誰? 当然読者ですが、部内の読者はまず編集者ですね(書いた人と違う人)。編集者の役割は上がってきた記事を読者の視点で『客観的』に見直して紙面構は成するのが仕事です。ここでは取材者(記者)はレイアウトはおろか〝見出し〟をつけることすら許されていません。取材した人が一番力を入れて書いたところでも、読者の関心を重視して面白くなければバンバン削っていきます。それだけの権限をもって仕事をしています。でなければ読んでもらえる紙面にならないからですね。

ちょっと責任重そう…だけどこれができれば委員会にメリハリが
 でも、皆さんはプロではないので、そこまでの判断もできないし、権限を与えられているともいえませんよね。だからこそいつも難しい課題なのです。これを解決するにはある程度ルールが必要なのです。ひとつの有効な方法は、先ほどの視点の違いということを念頭に置いて、書き手は自分の記事はレイアウトしないこと。そうすれば違った視点で見直すことができます。そして書き手は記事の中身に関することを除いてはクレームを出さない。レイアウトする人は自分の趣味にこだわらない。そしてみんなで論議して確定したことの最終調整は委員長(編集長)に一任するという、決めごと(ルール)を最初につくっておくことも大事ですね。ちょっと責任が重そうですが、権限と分担をつくることで委員会にメリハリができます。

 フジイ企画の仕事の一つは、皆さんの意見をできるだけ反映しながら紙面づくりをお手伝いすることです。でもお話ししたように全ての意向に沿うことはできないこともありますよね。その場合は、そう判断した根拠を必ずお伝えしますし、それへの解決策も提示しますので安心してご相談ください。



心を掴むDMづくりを考える【2015.5月度早朝営業会議より】

皆さんが抱えている問題は「解決できることなんだ」

早朝会議5月イラスト 新年度を迎えたと思ったらもう5月。様々な取り組みが重なってバタバタしていた4月と比べて落ち着いた時期となります。連休明けで充電完了といったところで、ようやく当社の営業活動も再スタート。13日(水)に月例の早朝営業会議を行いました。

必要な方の心に届くDMの書き方を検討
できる限り多くの人に自社の情報を発信したい、というときに手軽に使えるのが電子メールによるDMですよね。DM送付には郵送やFAXという方法もありますが、時間がかかり、送付コストもかかってしまう。そういう意味では瞬時に大量に送付でき、基本的に別途費用が発生しない電子メールDMは強い味方で、手段としては申し分ありません。いずれにせよ問題は中身で、そこに何を書くかです。

 転職理由ランキング3位「給与に不満」2位「会社の将来性が不安」…では1位は?
フジイ企画でもこの春、PTA広報委員さん向けのDMを送付いたしました。今回の焦点はその中身。「丁寧で内容は分かるんだけど、もう少し〝きっかけ〟になるものがほしい」…。〝きっかけ〟? 例にあげたのが、ある転職サイトの広告。そこには転職理由ランキングが載っている。3位「給与に不満」、2位「会社の将来性が不安」と続いて1位だけが空白になっている。それは「このサイトを見て下さいね」ということですが、宣伝文句が一切書いていないとしても、興味があればやっぱり空白の1位が気になって、そのサイトを見てみたいと思わせてしまいますよね。つまり今回のDMにしても、より本質的で興味をもってもらえる〝きっかけ〟があるとなお良いということだったのです。〝掴み〟が大事ということですね。

皆さんが抱えている共通の課題をすくい取ることで
 では、具体的に当社ではどう改善するか? 例のようにランキングを載せてみるのも面白いですが、今回の場合はPTA広報委員さん向けということでしたので、委員さんが新聞作りで抱えがちな問題と、その解決方法についてDMで配信してみることにしました。「そうそう、うちも同じことで悩んでたんだ」「よそでも同じようなことで悩んでるんだなあ」と〝共感〟してもらうことをきっかけに、フジイ企画のことも知ってもらえれば…との思いです。それと同時に、皆さんが抱えている問題は「解決できることなんだ」と気づいて頂けるようなDM内容になることが一番の理想です。

「目的」を見失わないように
HP作りでもDM作りでもそうですが、これらは全て手段です。のめり込むあまり肝心の「目的」を見失わないように、これは何の為にやっているのか?という振り返りを忘れずに、引き続き取り組んでいきたいと思います。

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
http://www.fujii-net.com/?p=3806



季刊『三国の丘からの風』2015年夏号(第21号)公開編集会議のご案内

三国公開会議案内題字

皆さんのお力添えで5年目に入ります。
 ご報告が遅れてしまいましたが、「けやき通りまちづくりの会」が発行する地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』2015年4月号(第20号)が、4月初旬に発行されました。例年よりも1ヶ月早めの発行となり、「春号」らしい時期にお届けできたのではないかと思います。
 この『三国の丘からの風』は、『けやき通りまちづくりの会』を主体に、地域の活性化と町づくりを目指して、三国丘中学校区内一帯という非常に狭いエリアに限定して配布しているコミュニティ紙です。2010年7月に創刊して以来、年に4回発行し続け、次の夏号でついに5年目に入ります。

紙面が地域への訪問者、住民、企業・商店への架け橋に
 5年目スタートに際して、今回第21号(夏号・7月上旬発行予定)の編集会議も、一般公開にて開催いたします。
 これまで記事の取材や執筆などの編集・発行は「けやき通りまちづくりの会」の方々が、紙面の発行費用は地域の商店・企業の方々にご負担いただいており、地域の方々のお力なしには継続発行は難しいといっても過言ではありません。フジイ企画も紙面づくりや事務局として微力ながらお手伝いさせて頂いておりますが、もっと幅広くたくさんの方々に『三国の丘からの風』の紙面づくりにご参加いただきたいと思います。
 「地域新聞づくりに興味がある」といった方や、「この紙面はこうした方がいいのに」というご意見のお持ちの方など…ご都合が合えばどなたでも参加OKです。

広告以上のコミュニティ効果を…【スポンサーの方々に参加をお願いしている理由】
 特に、地元の商店・企業の方々には是非この機会に『三国』の紙面を活用していただきたいのです。商店・企業の皆様には広告の掲載をお願いしている以上、この紙面をとっても意味のある・効果のあるものにすべきだと考えています。スポンサーの方々にも参加をお願いしている理由はここにあります。お忙しい時間帯とは思いますが、ぜひご一緒に紙面作りができればと思いますので、よろしくお願いします。
★編集会議の公開の趣旨は2012年11月のご案内ページに記載しております。ぜひご参照ください。(http://www.fujii-net.com/?p=249

■「三国の丘からの風」2015年夏号公開編集会議
日 時 2015(平成27)年5月18日(月)
    13:00~15:00
会 場 編集プロダクションフジイ企画事務所内
    (堺市堺区柳之町東1-1-7 A203)
主 催 けやき通りまちづくりの会(会長・高田憲)
定 員 10名程度
参加費 無料
内 容 1.地域『営業』に役立つコミュニティ紙について
    2.交流とまちづくりのためのご提案
    3.『三国の丘からの風』21号企画案の検討

ご参加のご連絡、またご要望・記事投稿などは
フジイ企画内「三国の丘からの風 制作部」まで
(堺市堺区柳之町東1-1-7A203 Tel 072-227-2790 Mail info@fujii-net.com)
フジイ企画facebookページでもご案内しています。

■『三国の丘からの風』2015年春号(4月)のヘッドラインです

ŽO‘•—9†•Ž†1面【特集】
・「三国丘小」創立70周年記念事業進行中!

2面
・三国丘幼稚園で「歴史遺産公開勉強会」開催
・「メゾン・ド・イリゼ」の活動がNHKで放映
・「まちづくりの会」ユニフォーム完成

3面
・「まちづくりの会」が堺市環境活動で表彰
・お釈迦様の誕生祝う「花御堂まつり」/株式会社セルビス
・今年で6回目の健康フェスタ/吉川病院
・【お店の窓から】自分の仕事がある幸福/メゾン・ド・イリゼ

4面
・学校、警察、地域が一体となって…/榎小で開催「榎ふれあいフェスタ」
○【こちら三国ケ丘の交番で~す!】
○【編集後記】



『紙ブログNEWS』18(2015年5月)号ができました

150528kamiblog18 しばらくご無沙汰でしたが、フジイ企画社報『紙ブログNEWS』5月号(第18号)ができました。前号のご報告から随分日が経ってしまいましたね。楽しみにして頂いている皆様には、申し訳ございませんでした。
 近況をご報告しますと、この年度末はお客様担当の引き継ぎに加え、4年に一度の統一地方選挙宣伝物の制作、3年ぶりの自治体広報 の落札で組版ラインの整備。それと8年ぶりのホームページのリニューアルの追い込み…とすべてこの時期に重なってしまったので、例年よりもめまぐるしく過ぎた春でした。小さな事務所ではちょっとしたことですぐ満杯になってしまいます。
 しかも、地域コミュニティ紙を担当していたキョーコさんが家庭の事情のため3月末で退社。そういうことで今、スタッフを募集中です。でもご安心ください。桜吹雪は見逃してしまいましたが、案外落ち着いてやってます。当社にご興味のある方、右腕になっていただける方は是非ご連絡くださいね。
 そんなこんなで『紙ブログ』はまたまた合併号になっていまいました。ですが、内容はぎゅっと凝縮していますので、またご覧になって、ご感想などをいただけると幸いです(な)
写真=(上)本紙4ページの『今月のあしあと』より(下)『紙ブログ』第18号表紙

『紙ブログ』は「新聞づくりのノウハウ」と色々な取り組みを掲載
 この『紙ブログNEWS』は、当社開催『編集セミナー』その他での〝新聞づくり〟のノウハウとして書き起こしたものに、加筆・修正 を加えた記事がメインで、編集・新聞づくりにまつわるエピソードを中心とした紙面づくりになっています。その他、当社の新企画や業務改善の内容、またお客さまにまつわるお話も取り上げています。

★ご希望の皆様にはお届けいたします
 ご希望の方は、フジイ企画HPのメールフォーム「なんでもmail」(http://www.fujii-net.com/mail/)にて「お名前・郵便番 号・ご住所」をお知らせください。できればメッセージなどをいただけるとありがたいです。皆様のご意見・ご質問などもお受けしておりますので、よろしくお願いします。(お申し込みはお電話、facebookメッセージ、一般メール等でも結構です。)
2015年5月号フルカラーA4×4ページ(毎月中旬発行)



広報紙はモチベーションツールの一つです【第3回紙ブログ新聞セミナー2015より】

〝あきらめない心〟が育つ紙面のコミットメント効果

―広報紙をモチベーションツールに変える…―
 新年度を迎えてから一ヶ月、フジイ企画でも年度末~年度初めの慌ただしさはようやく落ち着いてまいりました。こんな中の4月24日(金)、第3回目の『新聞セミナー』を開催いたしました。ただ、皆様へのブログ・FBでのセミナー内容のご案内期間が非常に短く(2日)なってしまい、ご迷惑をおかけしました。
 このセミナーでは、『新聞の編集の仕方』などの日ごろ携わっておられる方へのノウハウ的な側面ではなく、新聞発行する意味や効果について参加いただいたお客様と一緒に学んでおります。

広報紙は「コミットメント」の役割がある
 今回のテーマは「あきらめない心が育つコミットメント広報紙」。先日、NHKのEテレで毎週やっている『オイコノミア』という経済番組で「あきらめない経済学」というテーマがありました。内容は目標達成にむけて挫折を防ぐ方法として『コミットメント』を使うというもの。「コミットメント」とは「責任を持った約束・公約」という意味ですが、広報紙にはこの「コミットメントとしての役割がある」という視点で今回のセミナーは進めていきました。

「コミットメント」とは外部に公約・宣言すること
 例えば、神社に行って絵馬に「○○大学に合格 藤井寛」などと書きますね。願いを言語化することで、責任と方向性が出てくるのですが、願い事に必ず自分の名前を書くというのがネックです。名前を記すことで単なる神頼みに終わらず、結果的に「自分はこの願いを実現する」という、外に対しての約束(宣言?)になるんですね。プロスポーツ選手や有名人のマスコミでの発言は、(不用意な発言であっても)ほぼ全てがコミットメントになります。だから言葉に気をつける必要が生まれてきます。

広報紙こそ「願いを実現する」パワーツール
 広報紙に現在の取り組みや各部署の横顔、イベント報告などの記事を書くということも、組織の性格や進む方向性を外部に宣言することですね。つまり広報紙を発行すること自体が「コミットメント」ということになります。それは単に広報宣伝ツールにとどまらず、今後の計画の実現に向けての推進力となり、モチベーションアップやモラルアップになっていきます。逆にいえばそのことの効果の方が宣伝効果より価値が大きいかもしれません。

「会議内容を公開する」ってこわい!?
 当社では月1回、システム改善や売り上げアップを目指して『早朝営業会議』をやっているのですが、これをブログニュースで連載記事にして公開しています。実際の会議内容はシビアな数字の話もあり、公開するには不都合な話もあります。当然、内容は議事録やメモに残してあるのですが、「え、これを公開するの!?」。いえいえ、当然公開する記事は議事録とは違う性質のものです。

「読まれること」を前提にすると何が起こる?
 「他人に読まれることを前提」に書くとどうなるか。良きにつけ悪しきにつけ、目標に対しての今の時点での課題や到達点をまず正確に把握する必要が出てきます。この一連の作業から新たな課題や目標が明確になりますが、それを書くことで読み手(世間)に対して「やる」と宣言することになります。これが「コミットメント」の効果なのです。

「(頭の)中のこと→出す→整理する→公表する」が今年のテーマです
 これまで3回のセミナーの流れとして、まずメモでも何でも頭の中で考えていることを書いてみようという話から、次にその脈絡無いメモの内容を整理してみようという話に進み、そして今回はその整理したメモを外に出してみよう(コミットメント効果について考えよう)と学んできました。ゆっくり進行しているので、以前までのセミナー内容と重複する部分もありますが、少しずつ前に進んでいるつもりです。復習もしながらですので、初参加の方も問題ありません。ご都合が合えば是非ご参加くださいね。(な)



新しい『フジイ企画ホームページ』完成しました

HPとblogを統一した新『フジイ企画サイト』です

0501blogホームページ完成i

 このページをご覧頂いている方は既にご存知かもしれませんが、昨年9月頃から取り組んできたフジイ企画ホームページとブログNEWSのリニューアルが、やっとの思いで完了いたしました。本当は新年度(4月1日)に合わせて公開するはずだったのが、(計画当初はアップまで半年以上はあるから大丈夫…と思っていたのですが)1カ月も遅れてしまいました。(な)

「ページのコンセプトからフロー計画づくり」に時間をかけて
 何度かブログNEWS内でも中間報告させていただいていた通り、このHP制作は、専門業者に全て丸投げにするのではなく、「ページのコンセプトづくりからフロー計画」は社内でやり、細々としたパーツ作りも「本業を生かして、できるところは自分達でやろう」というスタンスで制作をすすめてきました。

フジイ企画にとってインターネットは営業活動の主戦力だから
 なぜなら外勤営業マンのいない当社にとってインターネットは営業活動の主戦力。社内でじっくり検討することが必要でしたので、計画変更もたびたびあって時間も予想以上にかかってしまい、途中「本当に完成できるのだろうか」と不安もありました。でも、最終的にはなんとかフジイ企画の特徴がみえてきたように思っています。

必然的に自社の特徴と方向をしっかり見つめ直すことに
 この期間を振り返ってみると、お客様アピールできるHPを作ろうとするなら、必然的に自社の特徴と方向をしっかり見つめ直す必要があるということです。毎月早朝営業会議で議論している内容でもありますが、「結局うちは何がウリなの?」ということを社内で何度も突き詰めて話し合ったすえ、出てきたのがトップ見出しの『当社の商品は印刷物ではなくシステム』です。「まだ分かりにくい!?」。でも、改めて自社を見つめ直す良い機会になりました。

制作プロセスの最後までお付き合いに感謝!!
 そして、技術的作業をメインにお願いしておりました中本さん(株式会社Ayumi.m.progress)のご助力なしには完成まで辿り着けなかったと思います。何といっても途中での計画変更や〝逆戻り〟が多かったなか、細かな部分までご対応いただき、また様々なアドバイスも頂きながらここまでくることができました。とても長い間でしたが、最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。

皆様のご意見ご感想を…
 「HPリニューアル計画」としてはこれで一区切りですが、かといってこれでカンペキ!…ではありません。改善の余地があるところは随時内容を練り直す必要も…(すでにあります)。ぜひ各ページをご覧いただいて、ご意見・ご感想などお寄せ頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
写真=4月30日、中本さんと最後の調整と講習を完了して…

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フジイ企画の仕組みの明確化を【2015.4月度早朝営業会議】

お客様の負担をかけずに納得の紙面づくりを

早朝営業会議は毎月第2水曜日が定例です。4月8日の会議は予定通りに進めてきたのですが、皆様へのご報告はかなり遅れてしまいました。今年の3~4月前半は統一地方選挙関係と新年度スタートの新たな受注の対応で、久々忙しい日々でした。気がつけば桜の季節が過ぎてしまいました。しかもこの春は異常に雨が多かったですね。

顧客満足と迅速な工程の両立…っていうけれど
皆様にご報告しているように、早朝会議のテーマのほとんどは『顧客満足の紙面づくり』がテーマ。コミュニケーションツールである〝広報紙〟を扱う以上、お客様との信頼関係がどうしても必要なこと。でも…紙面制作プロセス途中でお客様の要求に丁寧に対応していると、納期に影響するだけでなく制作費用もかさむんですよね。

お客様の相談ごとに十分な対応をするために
フジイ企画を訪れるお客様は、編集経験のない学校のPTA委員さんや広報・宣伝部を持たない小さな会社や事務所など。当社を訪ねる顧客は価格以外では「相談ごとを聞いてほしい」「組版のルールがわからない」などの悩みを抱えて来られます。でも予算がないから価格に転嫁できない。

『肌で感じる広報紙編集サロン』がやってること
見積もりの仕組み図3そこで、フジイ企画ではネットと当社のニュース(印刷物)を組み合わせたお客様対応システムで「納得の紙面づくり」。これがいつもお伝えしている『肌で感じる広報紙編集サロン』(ブログコーナーを窓口として設定している)です。お客様が抱える様々な質問や悩み事を電話・メール・ネットを通じてコミュニケーションを図る仕組みですね。

この仕組みをもっとわかりやすくするために…
今回の会議の焦点は「十分なコンサルティングをしながら、安くできる仕組み」をもっと分かりやすく知っていただくことを主眼に議論しました。これはHPリニューアルの目的の一つです。これまでのお客様との交流の経験の中から生まれた仕組みですが、これを分かりやすくすることにしました。まだ途中ですがこのような図を作ってみました。皆様ご理解できますでしょうか?

2015年の「早朝営業会議より」contents
【2015.1月度】「新ホームページと新〝セミナー〟でスタートします」
http://www.fujii-net.com/?p=777
【2015.2月度】「当社フォローシステムこそが商品です」
http://www.fujii-net.com/?p=1233
【2015.3月度】「『問い合わせ』へのコミュニケーション」
http://www.fujii-net.com/?p=1395
【2015.4月度】「フジイ企画の仕組みの明確化を」
http://www.fujii-net.com/?p=1482
【2015.5月度】「心を掴むDMづくりを考える」
http://www.fujii-net.com/?p=2322
【2015.6月度】「まだお会いできないお客様へ」
http://www.fujii-net.com/?p=3297
【2015.7月度】新しい〝編集サロン〟冊子の作成について
http://www.fujii-net.com/?p=3407
【2015.8月度】広報紙づくりの〝新天地〟を目指して
http://www.fujii-net.com/?p=3612
【2015.9月度】デジタル出版に挑戦します
http://www.fujii-net.com/?p=3691
【2015.10月度】現状を視覚化するための管理表づくり
http://www.fujii-net.com/?p=3725
【2015.11月度】前に向かって楽しく進める管理表?
http://www.fujii-net.com/?p=3806



普段の手帳と日報から広がる世界【第2回紙ブログ新聞セミナー2015より】

各種記録とメモから思考の組織化が始まる

20150414 気候もすっかり暖かくなり、過ごしやすくなったと思ったらまた一段と寒くなりましたね。この3月後半は統一地方選挙の宣伝物の制作が集中してなかなか段取りが苦しかったのですが、、先日4月3日(金)に第2回目の『〝紙ブログ〟新聞セミナー2015 』を休むことなく開催させていただきました。当初は3月27日の開催予定でしたが、今回も一緒に学んでいる細川さま(建設コープ)のご都合もあったので、日程変更をさせていただきました。このセミナーは当社スタッフの学びの場でもあり、現在の到達点からの最新情報になるので皆様もお気軽にご参加ください。

言葉によってアイデンティティや「世界」が形成される
 今回のテーマは「普段の手帳と日報から広がる世界」として第1回目に引き続き「書くこと(=表出する)」について考えました。簡単に前回の内容をおさらいしますと、人の生活はいかなる場合も言葉によって成り立っていること。それを表に出す(表出する)ということで自分のアイデンティティや「世界」が形成されるということでした(ちょっと哲学的?)。これは新聞づくりに限らず基本的な営みだということを知りました。なので、まずは頭の中で考えている事を外に書き出す。それを習慣にするところから始めてみようというお話でしたね。

無意識に「筆記具を持っている」ことに焦点をあてて
 今回は、普段日常的にしかも無意識に行っている「書く」ということから見直してみました。「一日にどのくらい筆記具をもつことがありますか?」という問いかけからです。例えば、まず電話のメモ、役所で書類を請求するための申請書、帳簿から始まって、会社での受発注伝票、入出金伝票、営業日報、業務・開発記録や議事録。…結構色々書いているのです。自分の手帳を持ち歩いている方なら、思いついたことのメモも書いているでしょう。次にそれらを「情報」という観点から分類してみました。備忘録として書いている電話番号や住所などの個人情報や受注ロット数、加工すれば情報提供できるもの(顧客カルテ、会議録=もちろんそのままでは使えません=、手帳のメモなど)に分けられますね。

各種記録の中に伝えられる〝ネタ〟が満載…だけど
 これを実際やってみると、人に伝えてもよい〝記事〟にする〝ネタ〟は結構たくさんあることに気がつきます。フジイ企画の場合、「早朝営業会議」や顧客との打ち合わせ、問い合わせ内容がある「顧客カルテ」からのトピックスなどを記事にしています。もちろんその記録がそのまま記事として扱えるわけではありません。〝新聞(広報紙)〟を発行するには当然これらの記録の見直しと整理が必ず必要になってきます。これって大変ですか?

最初は脈絡のないメモから創造がはじまる
 これは実は〝新聞〟発行以上の価値があるのです。というより組織の戦略(運営方針・経営方針)を考えるのと同じ経過をたどります。まず書かれた文章の整理=頭の整理→ひらめき→思考の組織化→「方針」。この「方針」は新聞づくりなら「編集方針」になりますが、経営理念や指針づくりと同じプロセスですよね。当社が新聞づくりをお勧めする理由もここにあります。つまり脈絡のないメモや記録から、中身を練る作業へ一歩進むということです。記事を練るということは、書こうと思っている内容(それは現在の営業の現状や成果であったり、会社の到達点や課題であったり)自体と向き合うということです。そうなれば新聞づくりにとどまらず、組織(会社)の方向性までも見えてくるはずです。ここから先が、方向性をもった組織(個人)へと動き出す一歩…ですね。(な)