元請けだから学べる総合ディレクション【2017.5月度早朝営業会議より】

トラブルなく全工程を管理するということ。

2017.5月早朝会議(納品トラブル)イメージ遅れ気味のblogニュース「早朝営業会議より」ですが、徐々に追いついていきますので、よろしくお願いします。今回は現実に起こった納品遅れのトラブルが主題。工程の様々な状況での確認事項についてのお話です。(な)

仕様変更に伴って外注先を変更したことで
これまで順調に毎月、月刊誌を受注、発行しているお客様。これまでトラブルもなかったのですが、この春から紙面刷新で、紙面の判型を変更しました。それに伴って印刷機種(印刷会社)も変更しました。編集・制作工程はこれまで通り順調だったのですが、最終の配送便で多くの地点で納品時間遅れが発生し苦情が殺到。しかも状況把握ができず、運行状況チェックに半日取られることになりました。

丸なげは状況把握に後れをとる
この印刷会社へのこの仕事は初の発注だったのですが、別銘柄の月刊紙では納期実績にトラブルはなかったので、信頼して印刷→納品をセットで発注。これが仇となり発送関係の当社の状況把握が後手になってしまった…というお話です。

普段はどの工程もチェックしているのに…
フジイ企画の受注の基本方針は、制作物の一貫生産管理。つまり「元請」仕事が基本です。つまりお客様の手元に届くまでが仕事ですね。実際の印刷や大規模な配送など、社内でできないことは信頼できる他の業者様にお願いするのですが、「きっちり印刷して」「ちゃんと配送して」とだけ伝えて丸投げにするのではなく、基本的には確実にこちらの意図を伝えて、必要であれば綿密に打ち合わせもします。これまでは発送便の指定(運送会社別の利用基準)と運行状況管理も行って対応してきました。

協力会社への信頼が油断につながって
今回は「協力会社への信頼」というのもあって、ちょっとした油断で結果的に「丸なげ」に近い安易な方法をとってしまったということです。事態が進行してから「なんでやの」と認識違いを怒ってもあとの祭り。お客様は「フジイ企画」に仕事を依頼しているのであって、印刷業者が、配送業者が、ということは関係のない話ですね。このような納期遅れ対策も、この営業会議のテーマ。ここをしっかりやることが元請けならではの「総合ディレクション」ですね。

2017年『早朝営業会議のエピソード』
【早朝営業会議1~3月のこと】みんなで一つの方向に向かう
http://www.fujii-net.com/?p=4753
【2017.4月度早朝営業会議より】社報発行はなんのために?
http://www.fujii-net.com/?p=4787
【2017.5月度早朝営業会議より】元請けだから学べる総合ディレクション
http://www.fujii-net.com/?p=4838
【2017.6月度早朝営業会議より】「スタッフ募集」にあたって…
http://www.fujii-net.com/?p=4861
【2017.9月度早朝営業会議より】自分も考える「人研修」
http://www.fujii-net.com/?p=5113
【2017.12月度早朝営業会議より】フジイ企画の営業はお客様のお悩み解消から
○http://www.fujii-net.com/?p=5174

2016年の「早朝営業会議より」(下段にバックナンバー覧)

自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを【2016.1月度早朝営業会議より】


2015年の「早朝営業会議より」
http://www.fujii-net.com/?p=777



社報発行はなんのために?【2017.4月度早朝営業会議より】

“紙ブログは”お客様とのコミュニケーションツール

2017年4月早朝会議イメージ新年度がスタートして1カ月。またまたご無沙汰です。ここのところ作業が集中してなかなかブログ更新に手が回っていませんでしたが…そのぶん力を入れてフジイ企画の社報「紙ブログNEWS」を作成しました。ギリギリかもしれませんが春号として発行いたしました。今号は「あしあと」コーナー(フジイ企画の活動をスナップ写真で紹介するコーナー。)に多くの方が登場していますのでお楽しみに。(な)

お客様とのかかわりをできるだけ紙面へ反映します
4月12日の営業会議は「社報は何のために発行するの?」というテーマを再確認しました。弊社の社報「紙ブログNEWS」は、季節ごと、主にお客様やお世話になった方々へお届けしています。連休明けになってしまいましたが、新年度のご挨拶も兼ねて、ただいまお客様訪問中です。この時期、担当の方が交代されていることもあるので、大事な時期です。私たちは紙ブログの新しい号が出るたびにお伺いし、そのときにお客様からご感想やご要望をお聞きできれば、と思っています。

紙面へのご意見ご要望もお願いします
弊社の営業活動において、新規のお客様へのアプローチも重要ですが、継続しているお客様に対してのフォローはとりわけ大切です。弊社のように少人数体制の場合、実務が込み入るとどうしてもコミュニケーションが手薄となってしまいがちですが、「紙ブログ」を発行することで、以前よりも定期的なお客様とのかかわりができていると感じています。これからも充実した紙面をめざしますので、是非ご意見等をいただけると幸いです。

2017年『早朝営業会議のエピソード』
【早朝営業会議1~3月のこと】みんなで一つの方向に向かう
http://www.fujii-net.com/?p=4753
【2017.4月度早朝営業会議より】社報発行はなんのために?
http://www.fujii-net.com/?p=4787
【2017.5月度早朝営業会議より】元請けだから学べる総合ディレクション
http://www.fujii-net.com/?p=4838
【2017.6月度早朝営業会議より】「スタッフ募集」にあたって…
http://www.fujii-net.com/?p=4861
【2017.9月度早朝営業会議より】自分も考える「人研修」
http://www.fujii-net.com/?p=5113
【2017.12月度早朝営業会議より】フジイ企画の営業はお客様のお悩み解消から
○http://www.fujii-net.com/?p=5174

2016年の「早朝営業会議より」(下段にバックナンバー覧)

自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを【2016.1月度早朝営業会議より】


2015年の「早朝営業会議より」
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地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』がカラーになりました。

地域で活躍する人々とお店を結び付ける紙面づくり

三国カラー化イメージ2「けやき通りまちづくりの会」発行の『三国の丘からの風』の春号(第26号)ができました。もう地域の皆様にはお手元に届いていると思いますが、見て頂いたとおり、この春号からカラー刷りになりました。

「地域で作ろう、地域の情報紙」を合言葉に
この地域コミュニティー紙は、「地域で作ろう、地域の情報紙」を合言葉に、まちづくりの会が編集委員となって、自らの手で作り上げた新聞で、この地域で生活されている人、ここを訪れる人、この地域ゆかりの人々の交流を通じて、地域や地元の商店の交流と活性化を目指してきました。

地域にある商店主や会社のお力で、まる7年を迎えました
2010年の創刊で、今号でまる7年目を迎えたことになります。これまで発行を維持することができたのは、地域にある商店主や会社を中心とするスポンサーとなっていただいた皆さまです。これらの方々のご理解があってこそです。紙面を通じて、地域で活躍する人々とお店を結び付ける役割を果たしているなら、何よりよりうれしいことです。

数千世帯の小さいエリアの新聞、何より皆様の力が必要です
紙面のカラー化については、昨年夏ごろに提案して、半年かけて論議してきました。ただ、浸透度合いとしては意見の分かれるところもあります。数千世帯という小さなエリアでのコミュニティ紙なので、発行の維持は結構大変です。
特に地域に貢献されているスポンサーの皆様が、地域で発信、地域交流できる場づくりを何よりも大切に考えています。引き続きご理解、ご支援をよろしくお願いします。

 



みんなで一つの方向に向かう【早朝営業会議1~3月のこと】

社内の「ボヤっ」としたことも共通言語に変える

1~3月早朝会議のイメージ永らくのご無沙でした…元気で営業中です
皆様、お久しぶりです。昨年年末にご報告させていただいてから、かれこれ3カ月以上のご無沙汰になりますね。もうフジイ企画はなくなったのか…と思われた方もいらっしゃったかもしれません。
しかし当社はずっと営業を続けております。皆様に近況をお知らせできなかったのは、年末から新年にかけて、新規の書籍関係の受注に加え、スタッフの入れ替わりでNEWS記事を書くゆとりがなかったというのが本音でした。(当社のFBページでは近況を逐次ご報告しています)。

きわどい状況にみんなの協力で乗り越えて
「一人でも欠けたら頓挫する」きわどい状況のなか、何とか仕事をこなしてこられたのは、スタッフみんなの協力のおかげです。それは、会議エピソードでも報告しましたように、毎朝のミーティングでそれぞれの作業状況が把握できたことですね。でも、そのせいでブログNEWSはご無沙汰になっていましました(社長もこの数週間、久々の現場仕事に没頭していました)。

難局に向かうには方向性を同じにすること
このコラムの元である「早朝営業会議」は、この間も毎月ずっと継続して行っていました。このような内情ですから、ここ3カ月のテーマは当社の「組織づくり」の課題に尽きましたね。スタッフのそれぞれの個性や特徴をじっくり考えたうえ、全体で効率よく動くことがテーマ。大事なのはお客様に迷惑をかけないことです。

見えない商品を買ってもらうには何といっても信頼関係が大事
受注産業の難しさは字のごとく、受注した時点では商品が見えないということ、つまり商品を見て買ってもらうことはできないのですよね。お客様の発する「ボヤっ」とした指示も含めて、一緒に作り上げていかなければならない。ここには理屈を超えた信頼関係が必要になります。そんな産業だからこそ、社内の「ボヤっ」としたニュアンスも、共通の言語に変換していくとが大事になります。それがこの会議の目的です。これからもよろしくお願いします。

2017年『早朝営業会議のエピソード』
【早朝営業会議1~3月のこと】みんなで一つの方向に向かう
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【2017.4月度早朝営業会議より】社報発行はなんのために?
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【2017.5月度早朝営業会議より】元請けだから学べる総合ディレクション
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【2017.6月度早朝営業会議より】「スタッフ募集」にあたって…
http://www.fujii-net.com/?p=4861
【2017.9月度早朝営業会議より】自分も考える「人研修」
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【2017.12月度早朝営業会議より】フジイ企画の営業はお客様のお悩み解消から
○http://www.fujii-net.com/?p=5174

2016年の「早朝営業会議より」(下段にバックナンバー覧)

自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを【2016.1月度早朝営業会議より】


2015年の「早朝営業会議より」
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日々のミーティングは何のため?【2016.12月度早朝営業会議より】

毎朝恒例のミーティング でも…時間かけすぎ!?

161228soutyou あっという間に2016年も終わりです。年賀状のお仕事がやってきて初めて「もうそんな季節か〜」と驚きました。今年は時間が経つのが早かったように感じます。特に、夏頃から新規受注が増え始めてから少し慌ただしかったかなと思います。(な)

同じ方向に進むには仕組みづくりが大切
 少人数でより多くの業務をこなすには、やはり社内の仕組み作りが大切。毎月1回行っている早朝営業会議にて改善を繰り返しています。今月は、営業リストや行動記録のつけ方に至るまでルールを決めて「今誰が何をしているのか?」を一目で把握し、意思一致できるようにしよう、と決定しました。

この会議あってこそ難局で意思一致を
さて、社内での意思一致というと、当社の特徴は毎朝のミーティング。内容は、当日の活動予定や課題、ミスロスの報告、意見・提案などそのときで様々です。みんなの方向性を同じにすることが目的なのですが、話が白熱(?)してしまうと、そのまま30分…1時間…と時間が押してしまうことも。こんなことを毎日やってる会社も珍しいかも…。
でも今年は、このことが功を奏したのか、夏の短期・大量受注に対処できました。普通なら、それぞれの自分の担当でバラバラに動くので効率よくできず、大きく穴をあけていたかもしれません。少人数だということが逆に功を奏したのかもしれません。

今後はテーマを重視してもう少し短時間に…
ただ、限られた時間と人数で業務をこなすためには、より効率的に作業にあてる時間を増やさなければなりません。つまり、この朝礼ミーティングの例でいうと、「議題に合わせて朝礼時間を終える」のではなく「決めた時間に合わせて朝礼を終える」必要がありますね。今年最終の早朝会議は、初めてこのミーティングのあり方が議論となりました。
本年も引き続き社内の体制づくりに力を入れ、お客様へのフォローを強化していきたいと思います。2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

★年末年始休業のお知らせ
誠に勝手ながら2016年12月29日(木)から2017年1月4日(水)まで年末年始休業とさせていただきます。2017年1月5日(木)からは通常営業です。皆様にはご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717



お客様の意図を理解するということ【2016.11月度早朝営業会議より】

今営業しているお客様は何をもとめているのだろう?

161118%e6%97%a9%e6%9c%9d%e4%bc%9a%e8%ad%b011%e6%9c%88%e5%ba%a6%e3%82%a4%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b8 秋も深まる中、急に寒くなったり暖かくなったりと体調管理も大変ですがみなさんいかがお過ごしですか? 弊社も相変わらず、毎日忙しい日々を過ごしております。さて11月度早朝営業会議(9日)のご報告です。今回はようやく追いつき?ました。記事はすぐに書くのが決まりなのですが、何せスタッフの都合が影響してきます。本当はここを改善しなければいけませんね。(諭

お客様へのアポイントメントを考える
11月度から来年にかけては、外勤営業がテーマです。もちろん〝営業会議〟なので、営業が主テーマには違いありませんが、今月の会議からは、お客様とのアポイントメントについてじっくり考えてみます。

制作以前には商品の価値が見えないのが受注生産の悩み
受注生産の業種の難しいところは、お客様に対して最初に商品が見えないことです。出来上がって初めて商品が見える。最初の営業時点で企画書や見積書だけを提出していると、〝高い〟〝安い〟の判断材料はあっても、何に対しての〝高い〟〝安い〟なのか、印刷物の発行目的とその価値を、正面から見定めていただくことが出来ないということになりかねません。これは我々だけでなく受注産業の業種なら皆悩んでいるところではないでしょうか?

営業に求めらるのは話術ではなくヒアリング力
結論から申せば、企画書や見積書の提案以前に、お客様がこれに何を求め、どう展開させていきたいのか、話を良くお聞きすることが大切だという事が見えてきました。〝営業〟というと、こちらの意図と内容を説明・理解をさせる〝話術だ?〟みたいな固定概念が少なからずあるのですが、これは少なくとも受注産業には不向きです。

意図にそった提案とそれに伴う対価をお客様に見定めていただくこと
最も効果的な商品を妥当な価格で生産するには、必要とするお客様の意図を的確につかむことが一番大事なことです。つまりヒアリング技術? できればお客様の意図や予算をじっくりお聞きすることからスタートし、続いて企画書、見積書などの具体的な提案とそれに伴う対価を顧客に見定めていただくことですね。そのためにまず提案書をつくります。当社の『お客様カルテ』や『営業日報』はそのためのものでした。再度認識して、営業マニュアルを充実していきます。

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717



働きがいを感じられる会社づくり【2016.10月度早朝営業会議より】

みんなで大きなビジョンを共有していくためには…

%e3%83%90%e3%82%b9%e6%97%85%e8%a1%8c 最近、ブログでの活動報告が遅れ気味で申し訳ございません。前回のご報告(8月度)でもお伝えした通り、急きょの受注がありました。この慌ただしさはようやく落ち着きつつありますが、やはり業務が集中する時期には制作作業が優先となり、ブログの更新などその他の業務が滞りがちになります。たとえ受注量が増えても、私達のような少人数の会社でも業務を回していけるよう、より効率的な仕事の仕方(社内のしくみ)を追求することがこの会議の目的で、いつもの課題です。

器にあった仕事ではなく、仕事に合わせて器をつくる…とは
ところで、以前社長から「会社というのは自然と〝その器〟に合った仕事量になる」という話を聞いたことがあります。スタッフの数が多ければ受け入れられる器も大きくなる、ということですよね。でも、それにあった新規の受注できるかどうかは話が別なので、話を聞いたときは不思議だなあと思っていました。

現状ではなく目標のビジョンに合わせた人づくり
受注量が増えても、今居る人数でうまくやる方法を考えることはもちろん重要です。少ない人数で多くの仕事をすれば、利益はあがります。ただ、もっと未来のことを考え、より良い仕事場づくりという視点、つまりこれからのビジョンを考えていこうというのが、この早朝会議の目的です。そうなると、今回の経験を見据えたうえでの新しい体制づくりが、けっこう急務となってきますね。そのためには、新しく一緒に取り組んでくれる仲間をもう少し積極的の募集しようということになりました。

みんなが仕事自体に興味と情熱が持てる仕組みづくり
これまでも(今現在も)求人募集はあせらず行っているのですが、今月度の早朝営業会議(10/12)で、求人を議題にしたのは初めてです。つまりビジョンからの〝仕組みづくり〟がテーマなので、〝忙しいから人を募集する〟というのは違いますね。当社は新聞作りを中心とした紙媒体づくり。この仕事に情熱と興味のある方とお会いできるよう取り組んでまいります。

仕事に興味のある方へ、新しいスタッフを募集しています
ちなみに現在もホームページの右サイドに「スタッフ募集」のお知らせを掲載しております。近々こちらのページも情報を新しくして更新予定です。一緒にやろうと思われる方はご応募・ご連絡ください。
スタッフ募集のアドレス http://www.fujii-net.com/?p=2048

毎月開催しているフジイ企画の2016年『早朝営業会議』のエピソードです
【2016.1月度】自社報『紙ブログNEWS』のリニューアルを http://www.fujii-net.com/?p=3849
【2016.2月度】社報「紙ブログNEWS」の具体的な企画を検討 http://www.fujii-net.com/?p=3
【2016.3月度】100%の成果を出すとは? http://www.fujii-net.com/?p=3916
【2016.5月度】安全衛生対策に活用される社内報 http://www.fujii-net.com/?p=4091
【2016.7月度】安価で本格的な紙面製作パック http://www.fujii-net.com/?p=4267
【2016.8月度】急ぎでも製品に向き合うのは「人」の力 http://www.fujii-net.com/?p=4549
【2016.10月度】働きがいを感じられる会社づくり http://www.fujii-net.com/?p=4659
【2016.11月度】お客様の意図を理解するということ http://www.fujii-net.com/?p=4683
【2016.12月度】日々のミーティングは何のため? http://www.fujii-net.com/?p=4717



支援する会が「東住吉冤罪事件記録集」を発刊

無罪確定〝真犯人は風呂釜の種火と気化ガソリン〟

%e6%9d%b1%e4%bd%8f%e5%90%89%e5%86%a4%e7%bd%aa%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e8%a8%98%e9%8c%b2%e9%9b%86%e8%a1%a8%e7%b4%99皆様もテレビ新聞などの報道でご存知の通り、2016年8月10日、放火殺人容疑で逮捕された東住吉冤罪事件の被告の2人に『完全無罪判決』が言い渡されました。事件発生から21年、無実であるにもかかわらず身柄を拘束され被疑者、被告人、受刑者と犯罪者の汚名をきせられた2名の方がようやく〝当たり前の世界〟に戻ることになりました。

完全無罪判決までの闘いををまとめた記録集です
今回、完全無罪判決までの闘いををまとめた記録集が『「東住吉冤罪事件」を支援する会』により刊行されました。タイトルは『真犯人は風呂釜の種火と気化ガソリン―白鳥・財田川事件が花開く』。

再審から無罪まで「支援する会」の粘り強い運動
『「東住吉冤罪事件」を支援する会』は2000年に結成されましたが、この間、2006年の二人の上告棄却で大分刑務所と和歌山刑務所に収監。2009年に再審請求、2015年に刑の執行停止がされ釈放されるまで、青木さん朴さんを励ましながら世論に訴えてきました。この間、2度に及ぶ現地調査や幾度にも及ぶ学習会開催するなど「支援する会」の粘り強い運動のなかで完全無罪判決を勝ち取ってきました。

16年の活動をグラフィック中心に編集
この冊子は、2000年の支援する会結成から、2016年の完全無罪までの『支援する会』の活動を記録したものです。内容は事件の経過と概要の報告。無罪を勝ち取った青木さん、朴さんをはじめ弁護団の声、また「市民の目から見た無罪判決の意味」などの投稿記事。後半部は、支援する会の16年の活動(事件発生から21年)をグラフ年表で掲載、時々の要請ビラやホームページの紹介をはじめ、現地調査の模様などをカラー写真でまとめてあります。
編集発行=「東住吉冤罪事件」を支援する会
A4判フルカラー32ページ

スタッフのコメント
8月末の入稿から10月中旬の納品まで約1ヶ月の期間、原稿整理、レイアウト作業と2度にわたる打ち合わせ訪問、お客様からの要望と編集上のすり合わせ等、若干の苦労もありましたが、短期間の工程で無事に納品でき支援する会の皆さんも納得され、よろこばれる記録集ができた思うと編集できた事に喜びを覚えます。(諭)



平成28年度インターンシップ報告会&産学交流会

インターンシップのあり方を産学双方で考える

1102blog%e7%94%a3%e5%ad%a6%e4%ba%a4%e6%b5%81%e4%bc%9aフジイ企画では、本年度も8月29日から9月9日までの2週間、インターンシップ実習を行いました。そして実習を終えた先日11月2日、主催者である「堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会」による報告会&産学交流会が行われました。(な)

初参加でしたが近い距離で意見交換ができました
参加者は主催者をはじめ私達のような受け入れ企業と大学側の担当者で、それぞれの立場で話会い、交流しようという趣旨です。会場へ入るとそれぞれ企業・学校からの参加者が均等になるように班分けがされており、私は初めての参加でしたが、近い距離で意見交換ができました。

インターンシップで大変なのは実習よりプログラムづくり
インターンシップで一番大変なのは、実習が始まってからでなく、始まる前のプログラムづくり。私達は小さな会社なので大変なのですが、これはどの企業様であっても苦労されているようす。「飛び込み営業でもやらせていいのか」「実習生が複数人の場合、別々の仕事をさせてもいいのか」「実習終了後、実習生の本音をフィードバックしてほしい。」などなど。これらを直接大学側へ伝えることができるのがこの報告会の良い所。

学生には全ての仕事の意味を気付いてほしい
一つ気になった話題は「実習生に単純作業をやらせること」について。大学側から「実習内容に不満だった実習生の事例」として、「毎日簡単な単純作業ばかりで、少しでも指導をしてあげてほしかった」というお話。それについて他の企業様から「専門的なスキルが必要とされる現場では実習生にできることは少なく、単純作業を任せざるを得ない状況もある。だけど、そのこと以上に全ての仕事に意味があり、実習生にはそれに気づいて欲しい。」という意見が出ました。

日々の仕事で大事なのは細々とした単純作業
これまでプログラムを作成するときには「少しでも普段できない体験をさせてあげる」という気持ちで企画をたてます。ですが私たちの実際の業務は圧倒的に「(いわゆる)細々した単純作業」の方が多いです。例えば書類をまとめる・机の拭き掃除をする・パソコン入力をする…など、これらは直接利益を生み出す業務ではないため、社内では出来る限り効率よくこなすことが求められます。これらは全てなくてはならない業務なんですよね。

どんな作業であっても任せてみるのがいいかも
当社では、〝打ち合わせ〟や〝伝言〟の仕方ひとつをとっても、様々なルールを作っていて、「実際の企画・制作業務」以上に注意を払っています。交流会でこれらのお話を聞いてみて、仕事を体験してもらうという意味では、どんな作業であっても任せてみるのが本人にとっていい経験になるのかな?と、プログラムづくりについて少しだけ意識が変わりました。

そのほか、学校への求人募集について大学の就職課の方からお話を伺えたりと、弊社にとっても収穫のあったイベントとなりました。皆様、貴重なお話をありがとうございました。



紙面の弁当箱の中身から料理目的を見る【第7回紙ブログ新聞セミナー2016より】

でき上がった料理のレシピに調理人の意図を読む

Print インターンシップ実習が終わると夏の終わりを感じます。ここまでのニュースはいかがでしたでしょうか? 学生さんが毎日記事を書いていたのに引きかえ、私達の方の定期ブログNEWSが滞ってしまいました。すみません。(な)

急きょの受注から学んだことを題材に
 いつもは暇なお盆休み前後なのですが、定期刊行の新聞やパンフレット制作など合わせて約10件ほどの新しいお仕事を一気に進めることになり、それぞれ同時進行、納期も超短期ということで、対応に追われておりました。選挙宣伝物のような急ぎ仕事もできる体制のフジイ企画ですが、定期刊行物でありながら、お客様の「顔」も把握できず、外注印刷会社も決まらない中での「納期優先」仕事、さすがにてんてこまいになっていました。

発行者に対する知識が少ないなかで紙面を類推する
8月分の納品が一段落して振り返ってみて、これから徐々にお客様との交流を深めつつ、迅速・円滑に制作が進行できるシステムづくりに力を入れていくつもりです。いい機会なので、今回の第7回新聞セミナー(8/26)はこれらの発行物を題材に、「紙面から見る広報紙発行の意図」を急きょテーマにしてみました。題して「紙面の弁当箱の中身は?」です。

弁当の中身から素材を拾い出して…
今回新しくお受けした新聞は長い間発行を重ねてきたもので、すでに「コラムのパターン化」をされている紙面でした。豆知識、読者からの声、行事報告、時事ネタ、などなど…。そうした紙面を眺めていると、発行者の業態に対して、私たちに僅かな知識しかなくても、発行の目的が浮かび上がってきます。

発行し続けれられる紙面は「発行意図」が明確である
長年発行し続けている広報紙には、「発行し続けなければならない」明確な意図、もしくは「期待する成果」が明確なのです。つまり発行の根拠が明確なのです。そういう紙面には「どうしても伝えたいこと」ことが見えてきます。「広報紙はコミュニケーションツールでしょ」と言ってしまえば、どんな広報紙でも同じですが、続けられない多くの紙面はこの根拠がボヤけていることが多いですね。

「読まれる紙面づくり」以前に大事なこと
今回はこれを読み解くことがテーマでしたが、私たちがお客様の仕事を取り組む場合、発行者が紙面づくりに何を求めているのかを把握することが何より大切なのです。「読まれる紙面づくり」という技術的な課題は、このことを理解しなければ進みません。制作コンセプトに「ズレ」が起こるのです。定期刊行物は流れのある仕事なので、今すぐガラッと改革というのは難しいかもしれませんが、常に原点に戻ることが大切です。

「紙ブログ新聞セミナー2016」の記録です
【第3回】定期的な記事をどう料理する? http://www.fujii-net.com/?p=4010
【第4回】クレーム処理をトップ記事に http://www.fujii-net.com/?p=4119
【第5回】「社内報をやろう」と思った時にすること http://www.fujii-net.com/?p=4192
【第7回】紙面の弁当箱の中身から料理目的を見る http://www.fujii-net.com/?p=4573