『三国の丘からの風』の記事、日刊工業新聞23.8.9に掲載

 地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』が発刊から5号。1年が経過しました。まちづくりを目指すコミュニティ紙として、きょう付けの日刊工業新聞に掲載されました。

記事掲載内容
魅力ある町づくりに一役
 フジイ企画(堺市堺区、藤井社長、072・227・2790)のコミュニティー紙を使った町づくりの取り組みが注目を集めている。堺市内の南海・堺東駅とJR三国ヶ丘駅の間を、南北に結ぶけやき通り周辺の市民でつくる「けやき通りまちづくりの会」から受託した「三国の丘からの風=写真」が、創刊1周年を迎え、7月に第5号を発行した。
 同紙は国の登録有形文化財の旧天王貯水池など歴史と文化を再発見し、新たな地域おこしの活動などを発信することで、地域交流を深め、魅力あふれるまちづくりに一役買っている。
 毎号約1万部を同エリアに全戸配布し、配布は自治会に依頼する。制作費も一回当たり10万円程度に抑え、発行費用は広告掲載でまかなう。
 地域の商店や製造業などとも交流し、疲弊する地域経済の再生に結びつけ「この地域で生活する経済サイクルを作り出す」(藤井社長)のを最終目標に掲げる。



2011夏フジイ企画『本のしおり』を差し上げます

 

残暑お見舞い申上げます。

 今年は6月ごろからかなり暑いですね。 皆様いかがお過ごしでしょうか? 本年前半もあっという間に過ぎ去りました。この暑さを乗り切り、秋からはちょっと違った風を感じたいですね。  今年の前半戦を振り返ってみれば…

選挙宣伝物では再び『絶対当選』を目指していきます
 本年は一斉地方選挙の年であり、年初は選挙関係の広報物でバタバタしておりました。 毎回、クライアントの方々には新人、ベテランを問わず『絶対に当選』を目指し、また公言もして宣伝物作りに取り組んでおりましたが、今年は限って言えば…悲喜こもごもありました。これを教訓に訴求方法を改めて検証し、最強のツールとなるよう取り組んでいきたいと思います。

広報紙コンクールで楽しい経験を
 春にはお客様が広報紙コンクールで入賞されました(既報)。ここ4~5年そうした晴れ舞台から遠ざかっていたので久々にうれしい思いをさせていただきました。編集内容はお客様のもの。それを最大限発揮できるような環境づくり(仲間づくり)に今後も力を入れていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2011年夏バージョン『本のしおり』ができました
 今回も当方スタッフ及びお客様の作品から本のしおりを作成いたしました。今回も皆様にプレゼントさせていただきたいと思いますので、メール等でご連絡下さい。よろしくお願いします。

①ムカイヒロノブ作品より「女子学生」
②ムカイヒロノブ作品より「少女の瞳」
 昨日やっとフジイ企画の製作ラインをCSに切り替えました。マックの旧バージョンからのシステム変更が未だにできなかったのですが、ムカイ氏の努力でようやく新ラインが稼働できそうです。その昔、フォトショップの達人と言われたムカイデザイナー。娘さんをテーマとした作品です。

③片岡喜彦写真集『造船の町と人々』(2004年3月)より
 片岡さんは兵庫土建一般労働組合書記局に在職中の2003年から2006年夏までに写真集『造船の町と人びと』『高架下商店街と人びと』『運南に暮らす人びと』と続けて発刊。兵庫土建退職後は、神戸市兵庫区神田町で本好きの人・本・心をつなぐ『古書片岡』を開店されました。『【神戸人マガジン】裕ちゃんを探せ!』2011夏号に紹介されてます

④「鞦韆(ブランコ)の、みい姫・芸州八坂藩」モデル=沖 麻砂美(スカイ朝日小町)
◆谷村柊丘時代画シリーズ(フジイ企画ディレクター)
 谷村デザイナー、沖麻砂美さんに曰く、『そろそろモデルじゃなく、自分の作品でデビューしろ』



7月度の社内研修が終了しました

 

今月は大学インターン生も飛び入り参加 

7月度の社内研修の報告書を作成

 フジイ企画では昨年10月から雇用安定制度を利用した、社内研修を実施して10か月になります。
 当初は私(藤井)自身がカリキュラム作りから講師までやってきたのですが、本年6月度からわが谷村柊丘ディレクターに引き継いでもらいました。デザインなどの実技指導からこれからのメディアへのアプローチなど幅広いカテゴリーから取り組んでいます。
 今月は、たまたま大学コンソーシアムからの紹介で、インターンの学生さんが面接に来られていたので、飛び入りで一緒に参加してもらう場面がありました。

写真=(右下)7月度のカリキュラムと研修日報。今月は12日間やりました(ちょっと読めませんね)。(左下)大学インターン生も交えての講義。講師は谷村ディレクター。



いよいよ夏休み。PTA広報「夏休み号」奮戦記

いよいよ夏休み。
PTA広報夏休み号が次々発刊 
  学校ではようやく1学期も終わり、長い夏休みに入ります。小学校のPTA新聞関係の納品も昨日で完了しました。1学期は、どこでも新体制での初の発行ということで、広報委員会も委員交替で皆様の顔ぶれも変わります。夏休み号を発行し終えたところでようやく委員のみなさまと親しくなれるという感じです。

  昨年度はわがお客様の久々のコンクール入賞もありました。前年度に引き継いだ新しい広報委員会の皆さまも『それに続け』と活動の流れに意気込みが感じられます。私たちの仕事の醍醐味は編集委員の皆様の思いをどれだけ紙面に反映させるかということです。ただ、正直なところ、お互いフラストレーションを感じてるなという場面がたまにあります。

熱い編集者の思いと、冷静な読者の視点と… 
  勢いのある編集委員会は豊か発想を持って、新しい試みも多くされるので、その分、当方も意思確認もよくして進めていきますが、製作段階を通過した時点で『私たちの思いと違う』と言われることにたまに出くわすのです。我々の仕事は皆様の意図をどう伝える(表現する)かということですが、その判断にはひとつだけ基準があります。それは『一般の読者はどう見るだろうか』という視点です。紙面構成上、意図が相殺されると感じる場合に、この視点を堅持すれば、実際現場で取り組んでいる編集委員、執筆者の皆様と違った判断をする場面が発生することがあります。
『視点』について
もっとコミュニケーション
 
  こういう場面は結構多くて、これは若いディレクター(若しくはデザイナー)がよく陥る葛藤ですね。お客さんの思い沿うか、これを堅持するか…。で、いつも思うのは、これには何としても二つの視点に対する通訳が必要ですね。紙面の論争はその広報委員会の活性化度と関係している以上、当然だろうと思います。一生懸命やっている広報委員会は、当然思い入れも強いのは当たり前です。そしてこの問題をどうクリアするかがが本来のディレクターの仕事です。いつも課題は、もっとコミュニケーションをとること、これに尽きるかな…と感じています。

写真上=堺市立市小学校PTA紙「いこいの森」2011年7月20日第88号
写真下=羽曳野市立羽曳が丘小学校PTA紙「羽曳が丘」2011年7月20日第192号の広報誌コンクールの記事



地域交流紙『三国の丘からの風』…創刊から1年

 『けやき通りまちづくりの会』が主宰している地域誌。タウン誌とちがっていわゆる本来の地域コミュニティ紙としてスタートしました。このことについてあまり記述してこなかったのですが、ちょうど創刊から1年。第5号の発行を機会にネットでも概要をお知らせしたいと思います。その前に…発行の経緯と趣旨を! 地域のみなさん、これからもよろしくお願いします。(写真=7月8日、『三国の丘からの風校』第5号の校正・企画会議の風景)

コミュニティー紙でまちづくりを
 地域の活性化が言われて久しいものがありますが、厳しい経済環境下の今こそ地域のことは地域自身で進めるという地域おこしが求められている時代はありません。  地域活性化の一つとして、三国丘中学校校区の各自治会や「けやき通りまちづくりの会」の活動などの情報を集めたコミュニティー紙『三国の丘からの風』を2010年(平成22)7月に発刊し、これまでで第5号を刊行することができました。歴史と文化のあるこの町を再発見し、新たな地域おこしの活動などを発信する事で地域の人と人との交流を通した魅力あふれるまちづくりを目指していきたいと思っております。

目的は地域の交流と地域経済の再生を目指して
 地域交流紙『三国の丘からの風』の発行目的は、単にタウン情報の提供ということだけではありません。『けやき通りまちづくりの会』が地域活性化を目指して設立された以上、単に人と人との出会いや交流、地域の歴史の発掘ということだけではなく、最終目的はこの地域で生活する経済サイクルを作り出すことだと考えています。それを考えるとこの地域交流誌が目指すものは2つあります。

 ひとつは地域の人々が、当然のことながら地域での交流をもっと活発にすること。そのためには地域のさまざまな生活の場の人々に多く登場、協力していただいて街自体を活性化する一助になること。

 もう一つは、地域係る経済再生という意味での『まちづくり』をめざすものです。一般的に言えばこれは地域の生活者と地元の商店、企業と住民との交流ですが、ただ皆さん常日ごろ街で利用されているお店屋さんというだけではなく、消費者としては直接関係のないと思われる製造業や、家内工業的なモノづくり工場なども含まれています。地域には様々な産業がありますが、こういう方々の『なりわい』をまず知って交流することで、町なかの活性化が始まると思っています。このコミュニティ紙がよって後には地域主権を回復できる一役を担えれば幸いで、一番力を入れたいと思っているところでもあります。

『三国の丘からの風』趣旨



統一地方選仕事のお疲れさん会で交流

本のしおりを2種新たに作成しました。
 毎年機会があるたびに、本のしおりを作成して皆様に差し上げていますが、去年作れなかった分のしおりを、追加で2種類作成しました。
 毎度おなじみ、グラフィックデザイナーのムカイヒロノブ氏のイメージ写真によるもの(写真右)。またこちらもおなじみ、フジイ企画ディレクターで、現代日本画家である谷村柊丘氏による「紀州根来衆の『みい姫』」モデル=沖麻砂美(AF・CN)(写真左)です。

フジイ企画『お疲れ会』で沖麻砂美さんと

 さてその谷村氏を交えて、連休前の28日夜に、統一地方選の仕事を終え『フジイ企画おつかれ会』をしました。大阪城ビジネスパークの夜景のきれいなスカイレストランです。
 ここで谷村氏のお知り合いが働いているということで、紹介されたこの真ん中の女性…お分かりでしょうか?なんと、わが谷村デザイナーの日本画にたびたび描かれているモデルの沖麻砂美さん!そう、このしおりの謎の美女でした!!興奮して思わず一緒に写真撮ってもらっちゃいました♪うれしい~忙しいのにすいません…。(それにしてもこの2人と並ぶと、わたしって何て凡人…。)
 夜景とおいしいお酒にごはん、こんなびっくりもあって楽しい夜でした。連休明けもがんばるぞー!



2011一斉地方選挙…今回もドラマがありました

初めての選挙宣伝物づくり 貴重な体験をしました

 4月24日、統一地方選挙が終了しました。
 フジイ企画でも、毎回ポスターやリーフレットなどの宣伝物を作らせて頂いております。が、わたしにとっては初めての体験でした。

当日入稿、当日印刷納品までの仕事も
 原稿はだいたい2ヶ月前くらいから入稿されるのですが、なにしろ状況がどんどん変わるので、入稿、その日に印刷!なんてスケジュールのものもありました。しかし当然ながら候補者のみなさんはもっと忙しいのですね。夜中にメール入稿があったと思ったら朝方にも…いつ寝てるのか、とびっくりしていました。毎晩10時に寝ているわたしには信じられませんでしたが、わたしもがんばらないとー!と張り切って制作にあたらせていただきました。

てんやわんやでしたが充実した日々
 てんやわんやでしたが、たくさん学ぶことがあり、とても充実した毎日でした。ただ反省点も沢山あります。不慣れな為、ご迷惑をお掛けしたこともありました。そんなわたしにも寛大に対応して頂き、本当にありがとうございます。

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 今年の一斉地方選は学ぶべき課題がたくさんありました。候補者それぞれの方の方向性の違いをいかに宣伝物に反映させるかということが仕事ですが、目標をどこに設定するかで選挙期間中の全体の宣伝計画(スケジュール)が大きく変わります。私どもにとって今回その組み立て方で如実に結果が分かれた選挙でありました。大いに深みを感じると同時に怖さも痛感した仕事でありました。



南河内ブロック商工フェアに出展しました

  先週の日曜日、10月24日に富田林市市民会館で民商の商工フェア「みんなで楽しむエコ祭り」がありました。

 フジイ企画は富田林じないまちの芦田書店さんとつくえ半分こでなかよく出展です。お店や企業がずらーとならんでいらっしゃいいらっしゃいとやります。みんなきさくで元気です。

 それにしても色んなお店がありますねー。1階にはお弁当やさん、パン屋さん、お花屋さん、前のステージではバンド演奏にフラダンス…二階に上がるとワラでつくった筆で文字を書いたりpopづくりが体験できるコーナーが! と楽しくなってしまい仕事を忘れてあそんでしまいました。どこのブースもお客さんと近い感じがしてとてもいいなぁと思いました。

民商南河内ブロック商工フェアとは

 南河内の6つの民主商工会(松原、羽曳野、藤井寺、美原狭山、富田林、河内長野)が共同で今年10月24日(日)に富田林市市民会館において開催しました。この商工フェアは昨年に続き2回目の催しとなりますが、今回は『みんなで楽しむエコ祭り』として、地元の中小業者の技術や技能、匠の技や伝統産業を広く地域の方に知って頂き、地元の方々との幅広い交流を目的として行われました。南河内の地区の中小商店、企業ら約50店が出展、盛大に交流しました。
 フジイ企画では、寺内町本町通りの芦田書店さんとともに、編集相談コーナーを設置しました。
 



フジイ企画『本のしおり』フイルム包装でキレイにお色直し…

 8月の大商連(大阪商工団体連合会)の経営対策部会で、フジイ企画特製の『本のしおり』を皆さんにお配りさせていただきました。

 もともと、受注のカラーはがきなどとの同時印刷で費用をかけずに作っていたもので、皆さんに利用していただけたら宣伝にもなるということで、お客様や関係の方にいつも無料で差し上げているものです。
 翌9月の経営対策部会の折、部会長の藤川さん(住吉民主商工会会長)がうちの『しおり』を見て、本業のフイルム包装の機械で自社で作って持ってきてくれました。寸法もバッチリで感激です。いつもコピー用紙で帯封を作って巻いていたのですが、今度は、ちょっとキレイにお色直しして皆さんにお届けできます。
 また、ご入用の方はメール等でご連絡いただければお送りさせていただきます。

藤川さんの会社
梱包用テープ、業務用フィルムテープ梱包用テープの㈱阪和紙業社



フジイ企画交流会!お仕事帰りにぶらり寺内町…

 

 8月13日金曜日。世間はお盆まっただ中ですが、フジイ企画はお仕事です。 でもよいのです、今日の夜は「フジイ企画プレゼンツ・ナロードでプチ交流会」の日なのです!

 ナロードとは富田林のじないまち(寺内町)に古くからある有名な喫茶店です。絡まってる絡まってるとは聞いていたが、まさかこんなに絡まっているとは!ツタ! ここは社長のいきつけのお店らしく、よく話に聞いていて行きたい行きたい行きたいよーと思っていたのでうれしい! メンバーは社長とわたし以外に、クスノキ化学株式会社社長の三好氏と、堺市で小学校の教員をされている山本氏です。

 忙しい中むりやり来て頂いたと思うのですが、普段聞けないおもしろい話がたくさん聞けて、楽しかったです。 なーんてさらっと書いてしまったのですが、その話のおもしろさがもう半端じゃなかった。 お二人共ものすごーくいろんなことを知っていて、考え方もやわらかくて、これぞ大人!! こんなにすごい人に囲まれて良いのかわたし…というくらい。本当にあっという間に時間が過ぎました。 でもごはんもしっかり食べました。しあわせ~(写真右下…ボリューミーなパエリア) この日はお盆で他にお客さんがいなかったのですが、普段はかなり愉快なお客さんが集まるのだとか…ぜひぜひまたお邪魔したいです!

重要文化財『旧杉山家住宅』 じないまちは富田林にある江戸時代の古い町並みがそっくりそのまま残っている地区で、国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

 女流歌人・石上露子(いそのかみつゆこ)の生家、杉山家住宅。(明治時代に思いを馳せる山本せんせいが写っていますね見えませんね!笑)町屋を利用したカフェや家具屋さんなどが次々にオープンしていて、今注目スポットのようです。わたしも最近まちづくりに興味があるので、大注目です。