6ページ紙面について【制作部あれこれ1】

2ページ減るだけでこんなに大違い?

 この「制作部あれこれ」コラムでは、紙面づくりにまつわるノウハウやエピソード、感じたことなど、“あれこれ”書いていこうと思います。同内容を弊社社報『紙ブログNEWS』にて掲載しておりますが、ブログの方にも随時更新していきますので、よろしくお願いいたします。

6ページ立て紙面はどう作られる?
 今回はテーマは、お客様から実際にあったご相談より。「現在8ページの紙面を6ページに変更したい」とのこと。
 中綴じの印刷物の場合、基本的に総ページ数は4の倍数になります。例えばA3用紙を二つ折にすればA4×4ページ。それが2枚あればA4×8ページとなります。
一方6ページ立ての場合は、ペラ1枚を真ん中に挟み込みます。この挟み込みは手作業となるため、通常よりお時間を頂くことになり、費用もやや割高となります。また、ページをめくったときにペラ1枚が抜け落ちてしまいがちなことも少し注意です。

レイアウトにも工夫が必要
レイアウト上の注意点もあります。いわゆる見開きページ(8ページ立てであれば4〜5面のこと)のように、真ん中をまたぐようなレイアウトはできません。ですが、左右の大見出しの通し方などを工夫して、見開きに見えるようなレイアウトをご提案することは可能です。
いずれにしても、印刷仕様の変更は時間をかけてご検討いただくことをおすすめします。ご不明な点があれば一度ご相談ください。

(社報『紙ブログNEWS』2020年正月 第38号)



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