製作進行表について【制作部あれこれ11】

計画が立てやすく進行状況が見える

初心者でも全体の流れが見えれば安心
 弊社では、まず最初にお聞きするご希望に沿った「製作進行表」の作成を基準としています。これは、お客様側の校正日程と、フジイ企画側の制作日程とを、お互いに確認し合えるようにするものです。

日程上遅れる入稿も予め計画に入れる
 この「製作進行表」の交換は、お客様側だけでなく、弊社にとっても品質管理上、重要なものになってきます。印刷物の制作では、情勢等に合わせた記事の変更や追加が想定されます。それだけでなく、行事日程などによっては、取り決めた入稿日には間に合わないこともあります。こういった場合であっても、主軸となる基本日程のなかで、例えば「初校戻し時に追加出稿する」と予め決めてお互いの理解があれば、進行表を変更せずに、スムーズに校了まで工程を進めることができます。

イレギュラー入稿も日程内調整が可能
 印刷業者一般に言えることですが、社内の業務がひとつの時期に集中し、イレギュラーな変更ができないことが多くあります。想定外の入稿遅れであっても、基準の進行表があれば、どこで調整すればいいかの確認がスムーズに行えます。イレギュラーであっても、ミスや紙面品質を落とさないために重要視しています。

状況に応じて臨機応変に進行を
 この「製作進行表」を基本としながら、時には状況準拠のサービスもあります。例えば選挙宣伝物や日刊紙など、スピード感が求められる案件の場合は、細かい日程までは決めないこともあります。お客様のスケジュールやご要望に応じますので、お気軽にご相談ください。

(社報『紙ブログNEWS』2022年夏 第48号)



コメントを残す

CAPTCHA