先週の金曜日(6月28日)、第3回の『小さな会社の紙ブログ広報セミナー』を開催いたしました。今回のテーマは「価格勝負をしない営業法」。広報紙制作を営業マン(営業ツール)として活用するという側面から考えてみました。副題は『会社の人・社風を伝える』で、広報紙は商品チラシではない…というお話。(な)
『失敗談』や業務改善中の論議なども書く勇気を
当日のセミナー内容を少しだけ…。まず『価格競争をしない』とは? 自社の商品・サービスの価値を適正だと思っていただき、信頼感をもって見ていただけるかということですね。
そのための紙面づくりは主に社長はじめスタッフが日々仕事に取り組んでいる仕事への思い、品質管理や技術へのポリシーを本音で表現すること。今や読者は『チラシのきれいごと』にはうんざりしているので、どこまで正直に書けるか、ということです。これは耳障りのいいことばかりではなく、失敗談や業務改善中の論議なども書ければ、共感を得られる記事となりますね。
『価格競争をしない』とは『信頼』という価値を売ること
コンテンツとしては「社長のひとこと」「今月のとりくみ」「スタッフの横顔」など 書く内容は、どこかで読んだような文章(例えば単なる時事ネタなど…)よりも、自分の想いや考えを書いた方がより信頼感・共感を得られます。つまり『仕事』のポリシーを日常的に表現することです。
読者は『チラシのきれいごと』にはうんざり…皆様の紙面を考える
今回も細川さまに『住まいる通信』をお持ち頂き、皆様と議論しました。広報紙において、紙面レイアウトも大切ですが、何よりもまず「編集方針」をしっかり立て、中身に力を入れることが大事ですね。
また、常連参加の竹山時(株)の畑中さまが、自社が出店している『大阪ミュージアムショップ』の大判チラシを持参くださいました。「チラシの編集」についてもちょっとだけお話させていただきました。
次回セミナーは「7月26日(金)」。テーマは「営業マンいらずの説得法【会社の技術・サービス・スキルを伝える】」です。ブログやfacebook等でもお知らせいたしますので、お気軽にご参加下さい。現在製作中・制作予定の皆様の広報紙なども、ぜひお持ちください!
写真=畑中さん持参の竹山時(株)が出展している『大阪ミュージアムショップ』の大判チラシ