広報紙コンクールの話【制作部あれこれ2】

魅力アップに貢献 企画と〝見出し〟力

  新年度は、弊社のお客様も広報担当を交代されたりすることがよくあります。なかには新聞づくりが初めてという方もおられるので、年度初めは最初のコミュニケーションをより綿密にするよう心がけています。
  また、春は各種の広報紙コンクールの結果が出る季節です。新聞づくりは大変なことが多いですが、コンクールへの出展は、その頑張りが形として残る機会にもなります。
 コンクールではどのような点が評価されるのでしょうか。たとえば大阪府PTA協議会主催の広報紙コンクールでは「広報紙の持つ目的・使命・記事・編集・レイアウト・見出し・文章などを総合的に審査」するとあります。
このうち、弊社が特に力を入れているのが「見出し付け」です。各記事には必ず「見出し」を付けるようにしています。「見出し」とは「記事のタイトル」ではなく、読者を紙面へ引き込む役割を担っています。一目見ただけで〝読みたい〟と思ってもらえることが理想です。
ただ、新聞づくりは紙面企画から始まって取材、記事作り、一番苦労するのは最後のレイアウトやデザイン…。初めてのお客様がこれらのことを全てやるのは大変ですね。
弊社では、一番最初に編集のプロセスや新聞づくりの基礎についてお話しして、随時アドバイスをさせていただいています。前述の「見出し」やレイアウトについてもサポートできますので、お客様にしかできない紙面企画や記事作りに一番力を入れていただければと思っています。

写真=昨年2月、月刊『建設ひょうご』通算800号達成の表彰状と担当の横山氏。(本年は第24回全国機関紙コンクールで奨励賞を受賞)

(社報『紙ブログNEWS』2020年春 第39号)



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