永年のお客様である兵庫県土建一般労働組合の機関紙『月刊建設ひょうご』がこの3月末、全国建設労働組合総連合の機関紙コンクールの「第3種郵便物認可定期刊行物の部」で『特別賞』を受賞されました。
毎回参加で、いい成績を残されていますが、今回は『特別賞』ということでした。「これはどういう賞」だろうというお話になりました。講評集を読むと指摘の中身の解釈が微妙すぎて…という内容でした。実力いっぱいの教宣部の平井さん、横山さんは、今年は新しい企画を次々打ち出して、『特別賞』とかではなく、最優秀賞を目指すことになりました。
阪神淡路大震災の時もプレハブで発行し続け…『建設ひょうごの思い出』
兵庫土建とのお付き合いはもう20年以上になります。ちょうど私の新大阪新聞社での労働争議が解決し、その争議中にお世話になった印刷会社から独立したと同時で、1989年ごろだったと思います。
兵庫土建の思い出の中には、あの1995年の阪神・淡路大震災もありました。95年1月号は印刷も終了し納品寸前に欠番となり、教宣部員も一人お亡くなりになりました。そんな中、教宣部は駐車場にプレハブを建てた仮事務所で即時に震災号外を発行したこと、また瓦礫となった亡くなられた教宣部員の方のアパートに遺品探しに同行して愛読書を拾い集めたことなど、忘れられない思い出があります。
写真=『建設ひょうご』の受賞号(対象期間の一部)、「参加作品講評集」と表彰状を持つ教宣部ホープの横山さん。