『ケアマスター通信』で双方向コミュニケーション
ブログニュースではお久しぶりです。随分過ごしやすい季節になり、もうすっかり秋ですね。さて、少し遅くなってしまいましたが近況をご報告。(な)
セミナーで学んだ『単なる宣伝ツールではない「企業新聞」の威力』を発刊
ご報告が遅くなりましたが、9月25日(金)に、第8回〝紙ブログ〟新聞セミナーを開催いたしました。当社では、本年夏ごろから計画していた、会社経営に威力を発揮する新聞づくりを解説した『単なる宣伝ツールではない「企業新聞」の威力』という冊子を発刊。
今回は、この冊子(テキスト)の発刊記念ということもあって、大阪府中小企業家同友会の地区会と共催のセミナーを開催。当社のお客様でもある株式会社ケアマスターの上田稔社長を講師としてお招きし、お話しを伺いました。
会社経営と会社新聞との位置づけを体現
株式会社ケアマスターさんはハウスクリーニングや建築美装全般を扱っている会社です。社長の上田稔さんはお客様ゼロ件からスタートして創業11年目の若手社長です。2009年11月から顧客向けに会社報「ケアマスター通信」を創刊。今も継続して発行しておられます。主目的は何と言っても会社経営と会社新聞との位置づけと効果。新聞を出すことに宣伝以上の効果を最も体現されておられます。
経営理念、指針づくりに力を入れた結果
上田社長は以前から経営理念、経営指針づくりに力を入れられていて、この『ケアマスター通信』もその流れから導き出された柱の一つ。これを発行したことによる様々なエピソードを上田社長にお話しいただきました。その一端をご紹介。
会社の〝全体〟をお客様に感じてほしい
例えば「宣伝チラシとケアマスター通信を一緒にお客様に渡した時、ほとんどの人が新聞の方を見られていますね」。例えば『ケアマスター通信』第10号4面目の、「フレッシュ5名入社 ー新社員からのごあいさつー」という記事。新しい仲間が増えた、という報告だけにとどまらず、「うちの会社は(5名も入れるほどに)元気にやってるよ!」ということを感じてもらえるし、加えて会社の魅力も伝わる相乗効果が大きい。また、『ケアマスター通信』を読んだお客様から「あの写真の人だね!」とお客様と社員とのコミュニケーションが密になったりもする。上田社長は、「一方的に情報を渡してはいるように見えるけど、ある意味でこれは双方向のコミュニケーション」だとおっしゃってました。
社員を巻き込んで「企業文化」づくりを
今後については、「今は少人数で新聞を作っているので、これからはコラム担当を決めて、社員を巻き込んで作っていきたい」とのこと。「企業文化づくり」に着々と邁進されています。社内でパターンができればよりラクに発行できそうです。今後の紙面が楽しみですね。
『ケアマスター通信』創刊号当時の記事