中小企業経営者のパートナーとして歩む法律事務所
法円坂法律事務所の開所30周年記念パーティーが、6月12日、ザ・リッツ・カールトン大阪にて開催されました。パーティーは30周年の歩みを振り返る映像と、憲法ミュージカル、三線などのミニコンサートも披露され、ディナー形式で楽しい歓談の時を過ごさせて頂きました。
中小企業運動の牽引役として
法円坂法律事務所の方とのおつき合いは、大阪府中小企業家同友会との関わりからです。もう10数年以上前になりますが、当時同友会本部の広報委員をやっていて、本部発行雑誌の検討をしていたことをきっかけに、稲田先生と知り合い、また多くの方と紙面作りを討議していました。当時の私にとっては本部活動は新鮮な経験で 同友会活動を積極的に楽しんでいた時期でもありました。委員会後の飲み会では稲田先生は上杉鷹山など歴史に学ぶ経営、バブル崩壊後の経営について語られ、大きな励みになったことを覚えています。
法円坂法律事務所は、主に中小企業経営者のパートナー、中小企業運動の牽引役として大阪府中小企業家同友会との関係強化から発展されてきました。 『親しまれる法律相談室』として私たち中小企業の経営者の相談役として、法律的な側面だけではなく、様々な企業文化と関わって歩んでこられました。『法遊会』活動では企業経営者の専門分野からの報告、文化人を招いての講演、会食など、幅広い交流活動があり、また、同友会の日中経済交流研究会からの経験からスタートした中国大連事務所ももうすぐ10年になります。そのため、今回のパーティーでも多くの懐かしい同友会のメンバーと再会することができました。
同友会さかい支部広報時代の思い出
私と法円坂事務所とのおつき合いは、1999年事務所開設20周年記念誌の発行をお手伝いさせていただいてからです。当時、同友会さかい支部では月刊広報誌を発行していました。支部広報委員であった小西事務局長と知り合いになり、飲み友達にさせていただいたことがきっかけで、以後永く交流させて頂いています。同友会さかい支部の広報は1995年6月~2004年5月までの9年間、『月刊』で発行し続けていました。その間、紙面企画で『経営者の法律相談』などを中心に担当して頂き、大変充実した数年を共にさせて頂きました。 その後、支部広報『SAKAI中小企業家』は同友会が支部からブロック単位へ移行するのを期に支部方針で廃刊になり104号をもって終了しました。当時のさかい支部広報委員会では『新企画は会議のあとで…』というのが伝統で、新しい発想は会議以外の飲み会の中で決められることが多く、広報以外の営業や人事など様々な経営課題もこの場で論議することも多く、充実した期間でもありました。
交流や学びの中で、日々の営みを研鑽
以後、同友会での交流や学びの中でお付き合いさせていただいた、法円坂事務所だより『The法円坂』も、もう10年となりました。この間、フジイ企画にも様々な動きがあり、歴史を刻み込む中で、30周年誌も手がけさせていただけるようになったことは感無量です。同友会の歴史、法円坂法律の歴史とともにこの10年のバックナンバーは、フジイ企画の活動の歴史(様々な失敗も)でもあります。当方はここに至ってもまだ七転八倒を繰り返していますが、これからも研鑽して、日々の営みを検証していきたいと思っています。