8月29日の午後、 堺商工会議所主催の『売れるしくみ・ノウハウ伝授セミナー』(第2弾)にてフジイ企画の事例を報告する機会をいただきました。昨年まではFacebook活用セミナーなどでネットを活用した当社の営業について報告をさせていただいてましたが、〝売れる仕組み〟というテーマでお話しするのは初めての経験。今回は2014年に入ってからの新たな課題のお話です。今回も(株)ファイブスターの金山社長フォローで進めていただきました。
〝営業〟が難しい会社のやる〝営業〟
この2年、これまでご報告してきたとおりFB→Blog→HPのラインを軸としたネット中心の営業の仕組みと、受注につながる体制づくり(セミナー運営など)を経て少しづつ成果を出してきました。現在、量的には少ないとはいえ、新規顧客のほぼ100%はネットによる受注です。ただ本年2014年度に移り変わり、これまでの得意先を一気に失うという経験をしました。
〝成果を得た〟ことで気づかなかった顧客の〝不満・不安〟
新規のネット戦略が間違ってたというわけではななかったのですが、ネット依存ゆえの既存客へのフォローの体制がキッチリできていなかったということに気づきました。これまで「受注(工程開始)→納品」までを完璧に…という一般的な顧客管理を行っていたのですが、つまりそのサイクルの中だけでは顧客の微妙な不満・不安に応えきれないという欠陥が新たな課題としてでてきたのです。
迅速な工程でなおかつ顧客満足を得るための仕組み
そこで、早朝営業会議で毎回行っている議論の基礎、〝P・D・C・A〟を仕事サイクルにあてはめ「(P)受注(工程開始)→(D)納品→(C)納品後→(A)再受注前」というサイクルを独自に編み出して休眠状態を作らない仕組みを作りました。つまり、(C)受注前、(A)納品後のフォローで輪を完結するという仕組みです。(詳細は6月度早朝営業会議報告「顧客満足と迅速な工程進行の両立」に掲載していますのでご覧下さい。)