地域コミュニティ紙『三国の丘からの風』が発刊から5号。1年が経過しました。まちづくりを目指すコミュニティ紙として、きょう付けの日刊工業新聞に掲載されました。
記事掲載内容
魅力ある町づくりに一役
フジイ企画(堺市堺区、藤井社長、072・227・2790)のコミュニティー紙を使った町づくりの取り組みが注目を集めている。堺市内の南海・堺東駅とJR三国ヶ丘駅の間を、南北に結ぶけやき通り周辺の市民でつくる「けやき通りまちづくりの会」から受託した「三国の丘からの風=写真」が、創刊1周年を迎え、7月に第5号を発行した。
同紙は国の登録有形文化財の旧天王貯水池など歴史と文化を再発見し、新たな地域おこしの活動などを発信することで、地域交流を深め、魅力あふれるまちづくりに一役買っている。
毎号約1万部を同エリアに全戸配布し、配布は自治会に依頼する。制作費も一回当たり10万円程度に抑え、発行費用は広告掲載でまかなう。
地域の商店や製造業などとも交流し、疲弊する地域経済の再生に結びつけ「この地域で生活する経済サイクルを作り出す」(藤井社長)のを最終目標に掲げる。