広報紙づくりで会社全体の行き先が決まる!【第5回紙ブログ広報セミナー】

 夜になってもまだまだ蒸し暑いですね。今月の『第5回小さな会社の紙ブログ広報セミナー』は、「社員間の意思疎通とやる気UP②【社内のコミュニケーション】」といったテーマで、広報紙を発行することによって社員間の意思疎通がアップする、といった内容でした。自社の考え方やサービスの内容などを伝えるための広報紙・・・社内コミュミケーションと一体どういう繋がりが?

 先週8月23日(金)の18時から、ご参加頂いたのは、すっかりおなじみ建設コープの細川さまと、竹山時株式会社の畑中さまの2名でした。今回もセミナーの内容をご報告いたします!(な)
 
●広報紙づくりは大変!? でも普段各部門でやってることの拡張です
 まず、広報紙を作るために。取材に行ったり、記事を書いたり、写真を撮ったり…私たちが「広報紙は簡単に作れる」と言ってる割には、結構手間が掛かりそうですよね。ですが、作業的には日常業務に少し手を加えるだけでいいのです。というのも、普段各部門で行っている業務(例えば製品開発・業務改善・営業会議などなど)を広報化するわけですから、広報紙作りはその業務の延長ということになります。それを文章化する作業はちょっと手間ですが、文章化することで問題点が明確になってきます。そうやって広報紙作りに向かってチームで取り組むので、お互いに意思疎通をはかる必要があり、必然的に社内の人間が同じ方向を見ることになっていきます。
 
●記事にするのを前提とすると日常の一つ一つの業務の意味が深くなる
 例えば「わが社のお客様紹介」といった記事を書く場合、「記事にする」という意識があれば、今まで以上に緊張感を持って営業に臨むことになりますよね。また、そういった記事を書くためには、相手であるお客様についてより深く把握しておく必要もあるので、結果的に営業部門の業務が深まっていきます。逆に、記事にするネタが無いから、記事を書くために業務改善計画を立てる…など、新たな取り組みを始める事例もあります。つまり、「記事にする」ことを前提にすることで、一つ一つの業務が深まり、社内が活性化していくということなのです。
 
●一番大切なことはみんなで自社のことを知ること、すべてそこからスタート
 ところで、前回のセミナー(7/26開催)にて、まず第一に必要なこと、つまり「広報紙を発行する前に、自社の特徴は何かということを明確にしておきましょう」ということをお伝えしました。それに対して参加者の一人が「自分で考えてみたけど、難しい」と。確かに広報紙を発行する前に


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